Netflixの海外ドラマ「ベター・コール・ソウル」シーズン5全話のネタバレ感想・解説です。byアニス
本家「ブレイキング・バッド」のネタバレも含みます。
やって来ましたシーズン5!
今シーズンではいよいよ本家「ブレイキング・バッド」の時間軸に接近してくるということで、その辺が一つの見どころになってきそうですよね。
新たに本家から再登場となるメンバーも
- 人消し屋エド
- DEA捜査官のハンク&ゴメス
の3名が予定されていると発表がありました。おぉ。これは嬉しい!
そこら辺のクロスオーバーについて明確にする為、私も本家の復習に励み、徹底的に頭に入れてきました。
(ただ、肝心のこのドラマの復習時間があまりなかった・・。涙)
本家との絡みについてなるべく分かり易い形で説明を挟み込みながら行ってみたいと思います!
(もし間違いがあったらコメントで訂正お願いします!)
はい、ではさっそく~
【ご留意ください】
当ブログは個人が趣味で書いているもので、夜遅くにウトウトしながら感じたままの感想を綴っています。そのため稚拙な文章、品のない物言い、勘違い解釈、天然ボケなどで皆様をご不快にさせてしまうこともあるかもしれません。(その場合は申し訳ございません。)
その点を含めてお許し頂ける方のみ読み進めて頂けましたら幸いです。
また衝撃ネタバレに関してはそのエピソード分の始めに持ってくることもあるのでご注意ください。(内容を順番に書くわけではありません)
「ベターコールソウル」シーズン5第1話のネタバレ感想・解説
いや~、ずっと本家を見てたので、ソウルが急にお爺ちゃんになっててビビりました。
(前シーズンと比べてもやっぱり老けてる!オデンカークさんも57歳・・)
やはり哀しいかな、時の流れは隠せませんね。
一方でマイクとガス(グスタボ)の印象がほぼ変わらないのが凄い。
冒頭の白黒シーンに展開あり!
さて、何やら突然緊迫した雰囲気で物々しく始まりました!
ついにかつてのソウル・グッドマンを知るアルバカーキ人に見つかっちゃいましたよ!
そっか。
以前から、ウォルターほど派手な犯罪をしてきた訳でないのに、なぜ辛い潜伏生活を続ける必要があるんだろ・・と疑問だったわけですが、ソウルの場合は顔が世間に割れてるので発見されるリスクが髙かったんですね。
ただ、ウォルターの顧問弁護士として資金洗浄などの犯罪の手助けをした程度(証拠はあるの?)でしょうから、それほどの重罪に問われるとも思えないんですけど・・。
やっぱり重罪なのかな。
そして、再度新たな身分を用意してもらい逃亡するため、人消し人エドに連絡。
こんな時の為に金はダイヤモンドに変えてあったようです。
出た~!エド~!
残念ながらエド役のロバート・フォスター氏はジェシーのその後を描いた映画「エルカミーノ」に出演後亡くなってしまいましたが、実はほぼ同時期にこの撮影もしていたそうなんです。
最後の第1話のエンド・クレジットには「ロバート・フォスターに捧ぐ」とメッセージがでてましたね。
ほんの一瞬の出演でしたが、本家の時間軸ではなく、「ベター・コール」における「現在」の時間軸に出演してくれたことが妙に嬉しかったです。
料金が倍になろうと3倍になろうと、永遠に人消し屋を続けて欲しい・・。
ちなみに、本家でのエドはこんな感じでした。
あの掃除機屋の倉庫でエド自身が写真を撮ったり身分証を偽造したりして、その地下室では顧客が一時避難的に待機・・という形でした。
そして、ご丁寧に「ベター・コール」の方でも本家の最終局面でエドに電話する場面を再現してるシーンが数分あります。S4第5話の冒頭。
すっかり忘れてましたけど、見直すと色々出てくるなぁ。
さて、今回の2度目の電話場面に話を戻します。
またエドを頼るのかと思いきや!
現在シナモンロール店で店長をしてるジーンこと白黒ジミーは「やっぱり自分でなんとかする」と宣言し、電話を切ってしまします!
ん?!どうするつもり?!
まさか、あのアルバカーキ人を始末するってか??・・なんてことはないでしょうが、何かを閃いた様子です。
このジーンの逃亡劇もまた楽しみ。
ソウル・グッドマンは絶好調~!
前回S4の最後で弁護士資格を取り戻したジミーですが、あそこでも大芝居を打ったんですよね。
「兄のような優秀な弁護士になれないかもしれないが、自分はよい人間になりたい。マッギルの名を汚さないように。」・・と、アカデミー賞級の演技で監査員たちを涙ぐませました。
傍聴席で聞いていたキムも涙ぐんでた・・。
ところが、法廷を後にすると、「どうだった!俺の演技は!上手いこと奴らを騙くらしてやっただろう!」と意気揚々とペテン師ジミーが全開!
これにはキムもドン引きしてました・・。
しかも弁護士に復帰できると知るや、「ソウル・グッドマンに改名するから!」と意気揚々と宣言し、あれよあれよとキムの理解が及ばない「ソウル」の道を突き進むのでした。
無料携帯で犯罪者予備軍に宣伝し、割引をエサに顧客を集める!
別の場面では例の専属撮影隊も担ぎ出して滑り出し上々!
明らかに用意されたセリフを言わされてましたけど、彼女以外は棒読みだったわ。
それにしてもこの彼女、どんなコンセプトのメイクなの?!
そして、偶然鉢合わせになった悩めるキムには、例のペテン師的な角度からアドバイスを・・。
自分らしく人助けをしたいキムは一度は拒絶するも、結局ジミーの手に乗っかる形で最後は顧客の利益を優先していましたね。
苦悩するキム。
彼女にとって弁護士としての人助けは天職であり、生きがいであり、真摯に取り組むべき崇高なもの。(この辺の真面目さは少しチャックに似てる。)
軽いノリで結果と金だけを求めるゲームではないのです。
結局のところ、チャックが神聖な弁護士の領域に足を踏み込んできたスリッピング・ジミーをどうしても受け入れることができなかったのに近い理由で、キムも心が離れようとしていますね。
だってキムはチャックが見ようともしなかったジミーの健気で努力家で前向きな部分を愛してきたというのに、ソウル自身がジミーを否定し、葬り去ろうとしてのですから。
ただただ深い孤独を感じてるでしょう。
マイクとガスが用意した嘘
S4では、メキシコのカルテルから送り込まれてきた男ラロ・サラマンカがマイク周辺をスパイし、ドイツ人建築家チーグラーの逃亡劇の一部始終を目撃されてしまいました。
これに関し、ガスたちは筋の通る説明を用意する必要がありました。
既にS4の段階で、ラロは彼らが何かを建設中である事実を突き止めてますので、そこの整合性が取れる嘘。
ということで、慌ててどこか別の場所に建設中の冷蔵用倉庫をセットしたか、あるいは探したかしたりしたのでしょうね。
マイクまで工事に参加してる風に演技してて笑っちゃった。
さて、メキシコの麻薬カルテルとの関係性について簡単におさらいしますと、彼らとは協定を結び、メキシコで製造したメスをガスのチキン運搬車で運ぶことになってましたよね。
ただ、ガスとしてはメキシコの供給に頼らず現地で自らメスを製造したい・・、と、密かに画策しているわけなので、ラボ建設は絶対に知られてはいけない秘密だったのです。
なのですが、もしかしたらファン・ボルサはちょっと知ってるかもです。
というのも、少し前に輸送中のトラックが襲われメスが奪われる事件がありました。
これでメスの供給が何週間か途絶えるかも・・と焦ったファンが「国内で製造業者と見つけ取引白しろ」とガスにGOサインを出していたんです。
「でもドン・エラディオは現地調達を固く禁止していますが・・。」というガスに対し
「俺がなんとかする」と請け負うファン。
ただし、製造業者を見つけろと言っただけで、まさかガスが自ら製造ラボを建設していることまでは知らないかな。ガスが言うとは思えないし。
ただ、そんな複雑な事情もあって、ファンはガスを信頼してるんですよね。
それに、そもそもアメリカでボス・ポジョス(チキン屋)を展開し成功していたガスとエラディオを仲介したのもこのファンでした。
なので、彼はラロを説得しつつ、ガスの用意したシナリオをすんなり受け入れていたのかもしれません。(想像ですが)
ガスがヘクターを憎む理由
今回、ヘクターの甥ラロが「叔父はグスタボ(ガス)に恨まれてる。昔奴の彼氏を撃ちころしたからだと言っていた。」と言ってましたけど、こちらについて少し解説します。
「ブレイキング・バッド」S4の「ガスの過去」という第8話からの画像で説明しますね。
まだガスがメキシコでチキンのお店をパートナーと営んでいた頃の若き日のエピソードです。
店で勝手に麻薬を売り始めた彼らはカルテルに呼びつけられ、色々聞かれることになります。
メキシコの麻薬王エラディオはこの人。
そして、隣に座っていたのが、ヘクター・サラマンカと、今回ガスに会いに来ていたファン・ボルサ。
ガスと、そのパートナーは必死に説明しますが、事前に許可を得てなかった彼らは絶体絶命・・。
そして、立ち上がったヘクターがガスのパートナーをバン!
その瞬間のガスの怒り狂いようを見ていると、ただの仕事上のパートナーではなく、それ以上の関係だったのかなぁ・・というのは容易に想像できるところです。
ガスがなぜあそこまでヘクターを憎み、いたぶるのか・・というは全てこの時のことが原因だったので、やはりガスにとっては誰よりも大事な人だったのでしょう。
(さすがに本家の内容を忘れた視聴者も多いだろうということで、ようやく説明を入れてきましたね!)
マイクの今後
それにしても、まだあのラボは全然完成してなかったんだ~!
というか、壁もできてないし、しばらくは身動きが取れないって・・?
本家の方でガスとウォルターが初めて出会った頃には既にラボは完成していたので、時系列的には現在、ウォルターがメスを作り出す前か、作り出してジェシーとトレイラーでひっちゃかめっちゃかやってる頃か・・。あるいはもっと前でしょうか。
ドイツ人労働者も解散しちゃったし、じゃー、あの後一体誰が作ったの?!
またそこも興味深い部分です。
それにしても、マイクが気の毒すぎる・・。
彼が一番チーグラーを守りたかったのに!
解散の場面では、チーグラーをバカにしたカイのことは思いっきりぶん殴り、手を下した自分を批難する若造の言葉は歯を食いしばって耐え忍ぶ・・。
これぞマイクの男の美学・・。
そういえば、マイクとガスとの契約って地下ラボの建設管理に関してだけだったんですね。
しばらく建設は中断するとのことですが、マイクはもう嫌気が差したのかガスの「顧問料」については無碍もなく断ってました。
そろそろマイクも足を洗いたいのかな・・。
でも本家を見て来た私達には、マイクにそんな日が来ない事を知ってるわけですが・・。
ナチョはガスのいいなり
現在ナチョはガスに首根っこを掴まれ、サラマンカ側でスパイ活動を余技なくされてたんですよね。
ヘクターの薬に細工をしたのがナチョだと気付いたガスが、それをネタに脅しをかけてきました。
そして裏切者のスパイとばれないよう、ガスの部下たちに派手に撃たれてしまったのはなんとも気の毒でした。
ナチョはなんとか生き延びたものの、今やガス側の人間。
なので、ガスから協力を要請されて、混ざりもののあるメスをわざと仕込んでいた可能性ありますね。
どこまでも細かいシナリオを抜かりなく用意するガスとマイク・・。さすがだわ。
*次は第2話のネタバレ感想です。
「ベターコールソウル」シーズン5第2話のネタバレ感想・解説
気の毒なナチョの更なる試練
ナチョが気の毒過ぎる~!
まず、彼の経緯を簡単にまとめます。
- 当初はトゥコと組んでいたが、トゥコがジャンキーになるに従いクレイジーさを増してきた。ナチョの副業がバレたらやられる。→マイクにコロしを依頼したが、マイクは慈悲をかけて刑務所送りに(5年)
- ボスのサラマンカがガス・グスタボに対し劣勢になってくると、メキシコからの輸送手段にナチョの父親の自動車整備会社のトラックを使おうと言い出した。→父親が危険。サラマンカをやるしかない。
- サラマンカの心臓の薬を空のものにすり替え、病院送りに。ところが発作時に居合わせたガスが救命措置を施し救命。
- その時、ガスにナチョの仕業ということがバレ、ガス側に付くよう脅される。
- ナチョの裏切りがバレないよう大けがを負わされる。(ガスの手下に腹などを撃たれる)
- その後はガスのいいなり。
というのがS4までの顛末でした。
なので、前話の混ざりものの入ったメスもナチョがすり替えたものだったわけですね。
ところが、ガスは更なる要求をしてナチョを追い詰める・・!
家族を脅すのは酷いわ~。父親想いで、以前は工場の手伝いもしてましたよね。
知的でいい奴なのに・・。
本家の時点では姿が見えなかった事が本当に心配ですよね。もうこれ以上苦しめないで~。
それにしても、あのラロもガスに劣らず結構な切れ者ですね。
サラマンカの甥といっても、トゥコからあの双子まで、ピンキリで色々いるのね。
ナチョはなんとかラロの信頼を得ようと体を張ってましたけど、これで少し風向きが変わるのかな?
今後はラロの方からも無理難題を持ちかけられそうで怖いけど。
今回捕まったクレイジー・エイトことドミンゴに関して何かやらされそうです。
そして、ナチョは最後にソウルに接近してさらって行きましたが、「お久りぶり、バルガさん」とソウルが言ってましたね。
一体どれくらい久しぶりなのだろう・・と気になって見直してみましたが、なんとシーズン1の前半以来!(たぶん)
この二人の出会いに関してもまとめます。
- トゥコにやられそうになったジミーが助かろうと、当時狙っていた案件で、大金を横領した会計士一家(ケルトマン)について話す。
- その時はなんとか切り抜けたが、後日、その話を聞いていたナチョが金を盗むからケルトマンの情報を渡せとジミーを訪ねる。
- ジミーは一家の命を心配し、家族に連絡。→近くに車を停め、事前偵察をしていたナチョが捕まってしまう
- 拘置所のナチョを弁護し、助け出す。
という流れでした。
これ以降は2人の接触はなかったと思います。
さて、次回は何をさせられるんでしょ。
マイクの息子マティの死をおさらい
マイクが珍しく愛孫に声を荒げてましたね。
なぜ、マイクが息子の死にそれほどの十字架を背負うのか・・。
これはシーズン1の第6話で、マイクが義理の娘に告白する形で説明されてました。
息子のマティは同僚たちがマフィアから金を受け取っていたと知った段階で、父マイクに相談するのですが、マイクは「同僚を告発しようとしたりしたら危険だ。彼らと同調して自分も受け取っておけ。」と勧めるのです。
そして、「俺もそうやって不正をしてきた。」と。
それを聞いたマティはショックで泣き叫び、自分は絶対に不正はしない!と頑なに拒否するのですが、最終的にはマイクの説得で同僚から金を受け取ります。
ところが、結局同僚たちから不信感を買ったため、2日後に消されてしまうのです。
マイクは自分の行いを恥じ、最後まで自分の信念を貫こうとした息子の高潔さまで汚してしまったと自分を責め、後悔を抱えて生きてきました。
また、6話では息子を口封じした2人の警官に復讐を果たしています。
今回、孫娘がパパのことを知りたがり、「警官になったなんて、お爺ちゃんがお手本だったんだね。」と、まさに痛い所を突いてきたために、珍しく怒りを露わにして八つ当たりをしてしまった・・というわけです。
ソウル・グッドマンはやっぱり絶好調~!
まぁ、ナチョに拉致されるまでは・・ですけど。
仕事はいい感じですね。
わざわざエレベーターを20分停めてまで、検事との交渉を時短してましたよ。
50%オフもいいんだか悪いんだかで、変なテンションになっちゃった二人組がいましたけど、とりあえず顧客だけには不便してないようです。
ただ、やっぱりキムとの不協和音については多少なりとも気付いてそうですね。
彼女の気を引かせるために新居候補を探して一瞬の夢を見せてみたり・・、あの手この手でキムの笑顔を引き出そうとしてました。
ただねぇ・・。
キムからしてみれば、そこじゃないのよ。ってとこでしょうから、ソウルからジミーに戻る日が来ない限りは、以前のような関係を取り戻すのは難しいでしょうね。
次は第3話のネタバレ感想です。
「ベターコールソウル」シーズン5第3話のネタバレ感想 サラマンカ家一覧
来ましたよ~!!!
ハンクとゴメスコンビが再登場!!
全然変わってないのも嬉しいけど、ハンクがノリノリなのが笑っちゃう!
キャー!濃いわ~!テカってるわ~!焼けてるわ~!
本家では壮絶な最期を遂げたお二人ですが、今回はお空から降臨してきてくれたのがファンとしてはなんとも嬉しい!
さっそくハンクの賞味期限の話が絶妙でしょう~。
神経質で万引き癖ありの妻マリーにもチラッと触れてくれると、また彼女のことも思い出しますよね。
で、彼らは初めてソウルと対面するわけですが、いとも簡単に正体を見抜いて安い芝居もバレちゃいました。
さすがハンク。人を見抜く眼力はあの田舎町ではズバ抜けてましたよね。
しっかり逮捕者を出すことを条件にするあたりも抜かりないわ。
ということで、ラロがやろうとしていたのは、ガスたちの集金場所をチクって彼らをDEAに逮捕させようとしてたってことのようです。
だけど、このタイミングで金を引き上げちゃったらスパイがバレてナチョが危ない!
さすがガス。
ここは長期戦と見たのか、今回はラロの手にハマったと見せかけるようでした。
ソウルを悪の道に引きずり込んだのはナチョだった!
あ~・・。ついにソウルも本格的な道に入ってしまいました・・。
これでもう手を引くことはできないでしょう。
えっと、今回ラロ達との会話にあったのは、S1の第2話で起きたことですね。
前回の感想でも軽く解説を入れたんですが、今回も少しだけ。
まず、「2人組」というのは、スケボーで当り屋をしていたこの二人。
運悪く、車に当たって金をせしめようとしていたのがトゥコのお婆ちゃんだったことで大変な事態に突入!
そこへ居合わせたソウル(というか当時ジミー)がなんとか彼らを死刑から片足骨折の刑で済むようトゥコを説得したという爆笑エピソードでした。
そして、ソウルがナチョに「君のことはすぐ助けたじゃないか~」と言っていたのは、前回ご説明した例の事件ですね。
でまぁ、ソウルなんですけど、ラロが離してくれないでしょうね。
本人も大金を稼いで結構嬉しそうだったので、あとは倫理的な部分が払拭できれば問題なさそうですけどね・・。
あとはやはりキムとの兼ね合いか・・。
サラマンカファミリー一覧
さて、今回色々サラマンカの名前が出たので、ここでサラマンカな人たちをご紹介したいと思います!
こちらはFAMDOMからお借りしたサラマンカファミリー一覧に説明をつけたものです。
これまで「ブレイキング・バッド」とこのドラマに登場したサラマンカさん全員になります。(サラマンカ言うの気持ちいいわ)
孫が一人いるだけで、後は全員ヘクターの甥なんですよね。甥多いわ~。
肝心の子供はどこなんだろ?息子っていたっけ??
ちなみにお婆ちゃんとラロ以外は既に全員お空の人になってます。
このうち、ホアキンはジェシーとマイクと一緒にガスがメキシコを訪れた時にカルテルを毒で全滅させた時にやられてるんですが、
その後アメリカに戻ったガスがヘクターのいる施設に立ち寄り「これでサラマンカを一人残らずやった・・」って言ってたんですよね。
てことは、ラロもやっぱり・・?
ナチョの今後
実は、ずっとナチョも死んじゃうのかなぁ・・って勝手に思ってたんですよね。
本家には姿を現してないし、ということは「ソウル」の方でその時が来るのかなぁと。
でも、今日のナチョ父とのシーンを見て、あれ?これは足を洗って別の土地でやり直すパターンもあるかも!?と希望が湧いてきました!
ナチョ、なぜか日本人のような親近感を感じるんですよね。なんでだろ。
絶対に死んで欲しくないので、そっち方面でお願いしたいです。
今のところ、逃げられない理由としてはラロくらいなので、ラロさえどうにかなったら自由の身も不可能ではない??
マイクが外して欲しかった写真(ポストカード)
マイクがバーでポストカードを外すように頼んでいたのは、このシドニーのオペラハウス。
これ実はチーグラーのお父さんが建設したものだったらしいので、マイクにとってはチーグラーを思い出して苦しいのでしょうね。
前回は息子マティのことを持ち出した孫娘に切れちゃってたし、自分を責める気持ちで相当追い詰められているようです。
息子の死の経緯については2話の感想で説明あります。
既に爆発寸前ですが、どうやってここを乗り切っていくのか・・。
キムの大変な一日
あの立ち退き拒否のオジサンとの対決は面白かったですね!
キムがあれだけドラマチックに自分自身を語っても、全然びくともしなったのが最高でした。
それに、物件を集めてきたり、引っ越しを手伝うとまで申し出ても、まぁガードが固い固い!
もうあんな日は、ビール瓶を投げつけるしかないでしょう。
でも、たぶんあのオジサンが言ってたことってキムに刺さりまくってますよね。
「金稼ぎの為に何でも言うんだろ。年に一回のチャリティでいい人気分だろ。」
一番言ってはいけない人に言っちゃいましたよ。
もう、キムの様子を見ていると、いつ大手事務所をやめてプロボノ専門の弁護士になる!って言いだすか分からないですよね。
それでいい気もしますけど・・。
お互いに、ソウルは悪徳弁護士の道まっしぐら!
キムは貧しい人を助ける人権派弁護士の道へ~!ってことでいいんじゃないでしょうか。
ただ、分かっていても二人はそれを声に出すのが怖いんでしょうね。
いつかは来る別れの時・・。
それをなんとなくビールやたばこで誤魔化してるのかな・・。
通じ合ってるだけに、そこが何とも辛い。
*次は第4話のネタバレ感想です。
「ベターコールソウル」シーズン5第4話のネタバレ感想/解説
さて今回も色々読み解くくのが難しいエピソードでした。
どんどん「ソウル通」にしか分からない世界の奥へ奥へと誘われているかのようですが、またそれが嬉しい・・。
ただ私も別に「通」って訳じゃないので、理解できた範囲で書かせていただきます。
マイクに何が起きた?!
では、一番分かり易いところから。
チーグラーの一件から自分を責め、出口のない洞窟でもがいているマイクですが、そんな中でも唯一の光である孫娘に会わせてもらえなかった・・!クソっ!
ということで、さらに自暴自棄に。
わざわざ例のチンピラ集団を挑発してましたけど、ボッコボコにされたかったのでしょう。
ところが、ナイフでブスッと来た!!痛い・・!
で目を覚ますとこんな場所でした・・。
たぶんメキシコですよね。
腹には手当された跡が・・。
で、まぁ、想像するにガスなのかなぁ・・と。
「ブレイキング・バッド」でジェシーとガスを連れてメキシコに行った時に、カルテルを全滅させるためにガスが自ら毒を飲んでハメたじゃないですか。
あの時に医療チームが近くの村にスタンバっていて、ガスと腹を撃たれたマイクを即席の最高設備で治療してましたよね。
それと同じ感じでしょうか?
となると、実はマイクにはずっと見張りが付いていたことになる??
プロのマイクに気付かれずにガスの手下が見張りを続けられるかは疑問ですが、まぁ最近のマイクは飲んだくれでしたからね。
あり得るかも。
もう少しで本家の時間軸に追いつく形ですが、本家でのマイクは完全にガスの右腕として働いてましたよね。
だけど、どうもラボ建設の段階ではそうじゃなかった。
チーグラーの件で嫌気がさしてガスを切ったように見えたし、あくまでラボ建設の仕切り役という短期契約でした。
だから、ここで何かあるはずなんですよ。
いまだにまっとうな市民であろうとする「元警官マイク」を完全に葬り、ガスの闇世界に身を売る覚悟を決めさせる何かが。
今その佳境に来てるんでしょうね。
ハワードなんてクソくらえなソウル
マイクは闇世界へ今まさにコミットしようとしてますけど、そういう意味でジミーが少し前にジミーを捨て、ソウルへの転身を決意させた出来事としては、キムの「あなたはいつも下にいた」発言もありますけど、もう一つはこの奨学生選抜の件。
丁度、ハワードが引き合いに出したこの女子生徒ですが、以前万引きをしたことが原因で奨学生には選ばれませんでした。
唯一自分を重ねたジミーが票を入れましたけど、結局ダメで・・。
で、ジミーはその彼女を追い、「彼らは君の犯した罪を決して忘れない。勝者になって奴らを見返すんだ!」と熱く熱く言い聞かせますが、この彼女にはあんまり響いてない感じでした。
ただ、言いながら自分自身には響いちゃったんでしょうね。
これで「奴ら」に見切りをつけたジミーはソウルに生まれ変わり、「奴ら」を見返す決心をするわけです。
なので、当然のことながら、いまさらハワードが高級車(ジャガー)で会いに来て、仕事のオファーをしようが、アツい抱擁をしようが知ったこっちゃない。
薄っぺらで中身のないハワードのことなので、また何かにかぶれたんでしょうかね。
「ナマステ」プレート付きの高級車が浅はかな彼自身をよく象徴していました。
(ソウルはS4で「弁護士としては二流でも、最高のセールスマンだろ」と本人に言ってた。)
というわけで、冒頭の骨とう品やでのシーンは「ナマステ」ジャガーをぶっ壊すためのものでした~。
だけど、あんなボーリングの玉が3個で8千円くらい?!高いね。
ガスはいよいよ戦闘モードに
あの冷静沈着なガスが珍しくイライラしてバイトの彼に当たってましたね。
まぁ、常に危険を冒さないよう準備周到なガスが、今回ばかりはラロを出し抜くために危険な懸けに出ましたからね。
あれ、だってもしハンク達に手先が捕まってたら相当危険ですよ。
もちろん、いつもの直属の子分二人(ビクター&タイラス)じゃなかったので、あの金を取った子分が捕まってもガスの事は知らない可能性は高いと思いますが。
とはいえ、あの辺に待機してたビクターだって危なかっただろうし。
この二人がまた悪いのよ・・
で、結局70万ドルを犠牲にして、作戦は成功・・という連絡が。
そして、ようやく気の毒な彼は解放されるのでした・・。
でも70万ドルが犠牲になったせいか、まだ機嫌が悪いガス・・。
せめて一言褒めてあげて~。
【追記】本家の時間軸が分かった
キャサリンさんからコメントで情報頂きました!
ブレイキング・バッドS1の第1話の冒頭10分くらいのところですが、ウォルターの50歳の誕生日パーティをしてる場面です。
ハンクが「テレビを付けろ!」と言うと、ニュースで麻薬カルテルの容疑者を3人逮捕したと語るハンクが映ります。
押収額も70万ドルと言ってるし、この事件のことですよね。
ということは、ついに時間軸が本家の第1話分に突入しましたよ~ってことになります。
く~、こんなところまで細かいクロスオーバーを入れてくるとは憎いですね・・。さすが!
キムとソウルはいい感じ
前回二人でビール瓶を割ったことで少し距離が縮まったんでしょうかね。
アツい夜を過ごした様子で、翌朝の歯磨きタイムも一緒でした。
この歯磨きにも意味があるっていう人もいるらしいんですけど、私はそこまで深いことは分からないわ・・
ただ、前から結構歯磨きシーン多いんですよね。
2人の関係が良好な時に出るのかな・・。
いい人はキムは割れた瓶も片づけてたし、あの頑固おやじアッカー氏の為に別の土地を提案するなんてこともしてました。
さすがにやり過ぎだろって気もしますが、これがキムなんですよねぇ・・。
でも、その提案も当然却下でしたので、最終兵器ソウルがついに出動!!
さすが早い早い!
これまで踏みつけにされてきたアッカー爺さんの心をグッと掴み、その怒りを利用して代理人としてのポジションを取り付けました!
大喜びのキム!
これでまた二人の関係が少し長らえそうかな・・?
さて、今回はこんなところでしょうか。
IMDbの評価ですが、シーズン5に入ってから全エピソードが9点越え!さすが!
そして、今回の4話が一番高くて9.4でした。
ふ~む。皆さん目が肥えてるわ~。
私、時々置いてかれそうになるので、なんとか頑張って付いていきたいと思います!
次は第5話のネタバレ感想です。
「ベターコールソウル」シーズン5第5話の感想 再登場キャラが2人!
あ~、もっと見たいわ~。
毎回いい所で終わっちゃう~・・!
今回も全10話だと思うので、もう半分終わりですね。早い。
では、気になる点を重点的に振り返って見たいと思います。
マイクはメキシコで酒を抜く・・
いや、ガスのことだからまず酒を断つ必要があることくらい分かってると思いますよ。
あのメキシコの何もない場所まで運んだ理由は色々あるでしょうが、それも一つありそうですね。鬱状態4だったし。
それにしても、携帯のバッテリーを手作りしようとしてたマイクが可愛かった。
あの材料を揃える方が難しそうだけど・・。
でも、しばらくたって窓枠を直しだすマイクにはホッとしましたね。少しずつ元来の姿に戻っているのを感じます。
静かな環境とおいしい料理で心と体の健康を取り戻したマイク。
そして、またいいタイミングで現れるんですよね~、あの方が!
まぁよくご存じで・・。
そうなのよ。岐路にいるのよ。本人もよく分かっているのよ。
そして、「君なら理解してくれるはず。復讐を。」
なんて言われてしまったら、もうぐうの音も出ないでしょう。
だって、ということはマイクが二人の警官に息子の復讐を果たしたことまで知ってるってことですからね。
そこを突かれるとマイクも痛い・・。
さて、マイク、自分なりにどんな答えを出すんでしょ。楽しみですね!
(彼の選択は分かってますけど、どういう理屈で納得したのか知りたい)
マックスはもちろん
今回のタイトルは「マックスに捧ぐ」ですけど、もちろんマックスというのは若かりし頃のパートナー。
前にも記事に書きましたけど、本家のS5第8話「ガスの過去」で、ヘクターに撃たれて死ぬ右の彼です。
ヘクターが「お前らタマが好きだもんな。」と下品な冗談を言う場面もあったので、恐らく彼らはカップルだったのでしょう。
今回のこの村はガスが支援して学校なども作っているようでしたけど、しっかり「マックスへ捧ぐ」の文字も刻まれていましたね。
ガスってロマンチストだわ~。
ところで、マイクを助けた医師ですけど、やっぱり本家にも出てた人でした!
こちらは今回↑
こちらは本家↑。
メキシコカルテルを毒で絶滅させた後、自らも毒を飲んだガスと腹を撃たれたマイクが運び込まれた倉庫で待っていたのが同じ医師。その時は看護師たちも大勢待機!
なるほど~。こんなところにも本家との繋がりが。
ということは、本家の方ではマイクとこの医師とは実は「再会」だったということに!
凄いわ~。同じ人に2度も命を助けられるなんて、普通あり得ないでしょ・・。
嬉しいような、嬉しくないような。(嬉しくないだろ)
ミスターXも2度目の登場
みなさん、ミスターX誰か気が付きました?!
「ウォーキング・デッド」のサイモンですよ。懐かしい~。
あのインチキ臭い顔がこのドラマにも馴染んでましたね。レギュラー化行けそうですよ。
と思ったら、実は初期の頃にも出てました!!
この時は完全にアホキャラでした。
ところが今回はインチキ臭いのに、話を聞いてみると意外とやり手??
こういうキャラの絶妙な魅力を醸し出すのがこのシリーズの憎いところ!
今回はオイタもせず爽やかに(?)去っていきました。
キムが見ていた写真は何?
で、ケビン宅で撮られた写真の中でキムが目に止めたのがこちら。
2枚の写真を見比べてますが、たぶん上がメサ・ヴェルデの企業ロゴ。
下の家族写真と並べてあるのがカウボーイの白黒写真。
そして、次に切り替わるシーンでは事務所でロゴを眺めるキムの姿が。
「1958」と書いてあったのはメサ・ヴェルデが設立した年でしょうか。
あら、サボテンまで白黒写真とそっくり。
ってことは、著作権的な部分で攻めようってことかな?想像ですが。
それから、キムは事務所のボスに魂胆を見破られちゃってましたけど、鼻息荒くやり返してましたね。
もうあそこまで行ったら後には引けないでしょうし、意地になってます。
それにしても、どんだけあのアッカー爺さんへの正義に固執するのか・・。
ソウルも言うように、自分のキャリアを棒に振ってまでやることじゃないですからね。
ここまで来るとキムも結構危ない気がするわ・・。
でも、そういう彼女を見ながら全力でサポートするソウルもカッコいいんだなぁ。
キムがソウルを助ける時には善悪の限界ラインがありますけど、ソウルがキムを助ける場合は底なしにどこまでも行きますからね。素敵~。
今回だってアイディア満載でアッカー家を守りましたよ!キリストの絵なんて随分器用に描いてたし。
(アッカー爺さんもノリノリで協力してた。)
あ、そうそう、突然始まった2人のロールプレイですけど、なんでケビンを演じるキムを見てソウルが興奮するの?!
大人過ぎて分からんわ~。
奥深すぎ~。
というわけで、興味のある皆様は、今夜パートナーの方と試してみましょう。
異性の上司の真似がいいのかな?
え~っと。今回はこの辺でしょうか。
あ!そうだ。ハワードはなんでソウルに執着してるの?
何がしたいのか全然見えませんが、どうやら何かありそうですね・・。
すみません。もう頭がぼ~っとして眠いので寝ます・・。
また気が付いたことがあったら明日追記しておきます~。
次は6話のネタバレ感想です。
「ベターコールソウル」シーズン5第6話のネタバレ感想
あっちゃー・・。
ソウルやっちゃいましたね。
こうと決めたら自分の信念を押し通すキムをついに怒らせてしまいました。
もうあのビデオを撮ってる時から「こりゃ、キムが中止を指示したところで完全にやり通す気だわ・・」って視聴者は分かっちゃいましたよね。
彼はもう根っからの”お調子者の詐欺師”で自分に勝機があると見たら滑らずにはいられないのですよ・・。
しかも社会の上位層に仕返しをするチャンスなら余計逃す訳がない。
(ハワードにも復讐してましたね。)
なのに肝心のキムがまだソウルの行動原理を分かってない。っていうか分かってるんだけど、常に人のいい所に目を向けようとして毎度裏切られ続けてしまう・・。
でもいよいよ限界点に達しましたね。
あ~・・、これまでなんとか避けようとしていた別れの時がいよいよやって来たのか~!と覚悟を決めた途端、キムの口から「結婚」の二文字が出ましたよ?
あれま・・。
ただ私達としてはキムの姿が本家にない以上、2人が夫婦になる日は来ないと分かっている訳なので、やっぱりつらいですね。(すぐ離婚したというパターンもあるかな・・。)
ラロは何の罪で捕まった??
これが結構分かりにくかったので振り返ります。
まずシーズン4の最終話で失踪したチーグラーを見つける為、マイクがトラベル・ワイヤーという送金所を訪ねて防犯ビデオを見せてもらいましたよね。
その後しばらくして、マイクを尾行してきたラロが同じように店員にビデオを見せろと迫るのですが、断られたので強引に中に押し入り店員を倒していました。
この店員が・・↓。たぶん死んでますよね。
で、今回マイクが図書館で見つけた台湾出身の女性リリアンさんですが、実はここで登場してました。
この扉をどんどん叩いていた女性がそう!
たったこれだけの登場だったので、今回すぐにピンと来た人はかなり凄いと思います!(顔見えてないし!)
「この時いったん諦めて帰ってから、20分後にまた来たみたら煙や炎で酷い状態だった・・。」とリリアンが語っていましたので、ラロは店員を始末してから店に火をつけたのでしょう。
マイク、完全に警官人生で得た知識を悪用してましたけど、あんな風に目撃証言て誘導されちゃうもんなんでしょうね。
見事ラロの車について具体的に通報させる事に成功。
また、「当て逃げ」と刑事が話していたもう一件の事件はこちらでしょう。
トラベル・ワイヤーに行く直前、マイクがラロの尾行をまくために駐車場のゲートの機械を壊して開かないようにしてたんですよね。
前の車の男が「機械が壊れて開かない」と係員を呼ぼうとしていたのですが、イラついたラロが車に突っ込み、外に押し出します。
この両方の事件についてラロの車の証言を具体的に用意し、ご丁寧に耳を揃えて刑事たちに提出し、その上ラロの車を見かけたと通報までしてあげるなんて!
ラロ、さすがにサツ人容疑で捕まったらもう一巻の終わりということかな・・?
一応目撃者もいるしね。(リリアンさんは口ひげの男を見たと言ってたし。)
ナチョとマイクがまた再会!
またマイクがカッコいいのよ~。
ナチョの
「自分が組んだ相手が誰か分かってるのか?」
「俺はオヤジの頭に銃を突きつけられて脅されてるんだ。」というセリフにも一切動揺せず、
「それから話そう・・」
って、ハードボイルドだわぁ。
個人的にこのドラマはマイクのパートが一番楽しみなので、ナチョやガスたちと手を組み始めた姿を見るだけで、もうワクワクが止まりません~!
マイクとナチョって何か不思議な繋がりがありますよね。
ヘクターに手を焼いていた時から妙な連帯感があったし、似たもの同士なのを互いに嗅ぎ取ってる感がありました。
いずれマイクもナチョには情が移って来ちゃうんじゃないですかね。
は~、これから楽しみ~。
やっぱり写真の使用権についてだった
写真を元にしたデザインをロゴとして使ったらそんなに大ごとになりますかね?
だって写真そのもののじゃないし、あの場合も写真家に謝罪していくらか払えばよかっただけの気もしますが違うのかな。
しかも、あんなビデオは明らかに違法だし、ソウルが勝った経緯がイマイチよく分からなかったんですけど、結局面倒なことを引き起こすぞ~と脅したもの勝ちっていうこと??
あのアッカー爺さんには大金が入るわけ??
それもおかしな話だなぁ・・。
まぁ、いいか。
例の撮影隊トリオとのビデオ撮りはいつも楽しいしね。
それから冒頭の少女時代のキムが似てた~。顔というより、話し方や身振りまで完全に似せてきてましたね。さすが細かい!!
あんな壮絶な子供時代に養われた高潔さはやっぱり筋金入りなんでしょうね。
本当、ソウルみたいな人とまだ一緒にいるのが謎だわ・・。
心のどこかに母を見捨て切れなかった頃の「情け」みたいなのが染みついてるのかな。
いつか変わる、いつか立ち直ってくれる。と期待し続けてしまう習性みたいなものもありそうです。
次は7話のネタバレ感想です。
「ベターコールソウル」シーズン5第7話のネタバレ感想・解説
今回のエピソードは今シーズン最高!と巷で絶賛されてるようですが、ん?そんなに面白かったかな・・。
私この週末はずっと「オザークへようこそ」のS3を見てたんですけど、あのジェットコースター級の激しいストーリー展開にすっかりハマっていたせいか、なんとなく乗り切れませんでした。
このドラマはいったん頭使って噛み砕かないとすぐには理解できないんですよね。
今回は(も)私の脳の動きが悪かったみたいです・・。
あと、私ぶっちゃけソウルがあんまり好きでないのかも・・。
キムの事が大事ならもっと考えることあるだろ!とハリセン持って突っ込みたいわ。
キムとソウルはめでたく結婚!
うわ、あっという間に結婚しちゃったんですね。
あれで仕切り直して一から出発するような雰囲気になってましたけど、「結婚」の特効薬は1日と持たず、さっそく暗雲が立ち込めて来てました。
ジミーがカルテルの依頼人の話を・・(アホか!)
おいおい、普通に考えてカルテルのお友達になっちゃマズイだろ、という常識は通じず・・。
幸せの絶頂でそれを知らされるキムの微妙な顔。
固まるよね。
まぁこの2人の行きつく先は予想が付いてるわけですが、今週も着実に向かっています。
マイクはもう大丈夫
義理の娘に「自分はもう大丈夫だ」と語ってましたね。
これって、過去の失敗を悔やむのは止め、現状残ってるカードで最善を尽くす。という気持ちの切り替えができたってことなんでしょうか。
もうこうなってきたら、マイクもプレイを続けない人生は考えられないでしょうからね。
駐車場の仕事にはいまさら戻れないでしょうし。
さてさて、そんなマイクが今回も動きました。
前回必死に刑務所に送り込んだラロですが、結果としてあんまり意味がなかったことに気が付くとさっそく作戦変更!
でもラロをいったん釈放させて、どうしようというんでしょうか。
とりあえずラロがナチョに命令していたロス・ポジョスの爆破はガスとナチョが協力して遂行。
うわ、派手にやりよった!
あれほど自分の店が大事なガスがそこまでやるのは一体どうして?!
でも、あの爆破の犯人に仕立てたところで結果は同じでしょう?刑務所の中からもサラマンカの手先たちに命令を出し続け、ガスを倒しに来るだろうし。
でもガス曰く、彼の事をアメリカで消せばすぐに自分が疑われ、カルテル内で危険な立場に追いやられるのだとか。
え~、ラロを始末するのもNGで刑務所送りもダメ・・となったら何がある??
それは次回のお楽しみ~。
【追記】
またキャサリンさんからコメントで情報頂きました!
実は本家ブレイキング・バッドには一切出演していなかったはずのナチョとラロですが、この2人の名前が一度だけ挙がる場面がありました。
それは「ベター・コール・ソウル」というタイトル回(S2の8話)で、ウォルターとジェシーがソウルを拉致して脅す一幕で、覆面の男たちをラロの手下と勘違いしたソウルのセリフがこちら。
ということで、ここから分かることが何点か。
- 既にソウルはキムのいない世界で一人事務所を構え、悪徳弁護士業に浸かっている
- その時点でもラロは生きている
- イグナシオ(ナチョ)がラロを怒らすような何かをした(たぶん今回のこと)
うわ~。ラロとナチョの名前が本家で出ていたとは・・。復習したんですけど、そこまでは気付きませんでした。
ちなみにこの時のイグナシオはナチョのことだとクリエイターの方も発言してるらしいです。しっかりクロスオーバーしてますね!どんだけ手が込んでるんだろ。
ガスが会っていた懐かしい2人!!
リディア出てきましたね!
若干老けた気はしますが(こればかりは仕方ない)ほぼ当時のまんま!カリカリした様子も変わらずで一気に当時のリディアが蘇ってきました。
「刑務所内で刺されるとかは・・?」とさっそくコロしの提案を・・。(リディアの定番)
で、このオジサンは誰?ってことなんですが、ドイツの大企業マドリガル社のファースト・フード部門の幹部。(ラス・ポジョスはその部門の一つ)
ガスの言葉を信じて資金を用意したのに、ラボ建設がなかなか進まない事に気をもんでいるようです。
ガスに力強く励まされ、またその気になってましたけど、既に大分参っている様子。
実はピーター・シュラー氏は本家ブレイキング・バッドのS5の第2話に登場していました。
ガスがウォルターらにやられたことで、ガスの本性がついにバレ、彼と関係の深かった自分のところまで警察が訪ねてきていました。
その警察がトイレのドアを叩くなか、除細動器を使って‥。
たぶんこの方はこの時だけの出演だと思います。
これだけのキャラをまたここで登場させて、ガスの闇世界側も具体的に膨らませるなんてまぁ上手いわ~。
最後、こういう結果に終わっただけに、この時点からすでに鬱・・というのもよくできてる。
実は分かってたハワード
ハワード怖いわ。
あの不自然なまでに日焼けした肌から覗くニカっと爽やかな白い歯ですけど、ソウルがやったということまで分かっていながらあそこまで完璧な作り笑いができるのね。
ソウルの怒りを知りながら、なぜそこまで仕事をオファーするのか・・ですが、彼なりの罪滅ぼしと、上から目線のチャリティ精神てことでしょうか。
もう放っておくしかないのにね。
ソウルもソウルで「兄をコロしたからに決まってるだろ!」とブチ切れてましたけど、ついに本音が出ちゃいました。
兄のこともそうでしょうけど、結局自分のような人間をコケにしてきた「奴ら」が許せない!いつか見返してやる!という気持ちなんでしょうね。
だからこそ、カルテルの人間の弁護をチャンスを捉えてしまうのかな。
その辺のソウルの価値観は自分の都合の良いように歪められていくわけですが、なにしろ頭が固いからな~。
もういくらキムが言ったところで聞く耳持たずでしょう。(っていうかシーズン1からあんまり聞いてなかったし。)
あ、あとキムのケヴィンへの態度がカッコ良すぎて痺れました!
あんな風にバシっとクライアントに対しても同等の立場を貫く姿は誰から見ても清々しい!
思わずケヴィンもキム続行を決めてしまっていました。
はい、ではこんなところでしょうか。
次は8話のネタバレ感想です。
「ベターコールソウル」シーズン5第8話のネタバレ感想・解説
うわ~・・。
今回はまた素晴らしかった!!
ある日突然、荒野に放り出されたおっさん2人の生き様を目の当たりにする凄まじいエピソードでした。
本家「ブレイキング・バッド」S2の「荒野の4日間」という死と隣り合わせの回を彷彿とさせましたね。
トレイラーのバッテリーが上がってしまい、エンジンがかからなくて帰れなくなるという、スリル満点のエピソード。
それにしても、あのお金のバックの重さは約70キロになるそうですよ。
成人男性一人分を担いで灼熱地獄を歩き続けるソウルをちょっと見直しました。
やっぱり最後に想いを馳せるのはキムのことでしょうかね。
本家スピリットに通じるこの大冒険はまだまだ終わらない!来週は一体どうなっちゃうの?!
マイクとソウルの組み合わせって見ていて文句なしに面白いですよね。
化学反応がパチパチ。
本家の方ではあんまり関わりがなかった印象ですけど、実はこんな大冒険を共にを乗り越えていたとはねぇ・・。
ソウルを襲ったのは誰?
では、まず一つ目の疑問ですが、ラロの保釈金700万ドル(約7億円)をメキシコとの国境近くから運ぼうとしていたソウルを襲った連中は誰なんでしょう?
一応オープニングでは、それらしきシーンがありました。
サラマンカ兄弟がメキシコにある隠れアジト(カルテルご用達の自動車修理工場?)から大金を運びだすのを見た男(裏切者)が誰かに電話してましたね。
なので、普通に考えたらメキシコ内の対立カルテルとか、ギャングとか?
ガスは違いますよね。
だって、送り込まれたのがガスの手先ならマイクが彼らを倒すのはおかしいし、襲撃自体が予想外だったみたいです。
でも、ライフルを持ってたしなぁ・・。
私はてっきり700万を盗むためにソウルを付けて来ていたのかと思ったんですけど、どうもソウルに金を運ばせてる辺りを見ると違うような気もしますね。
自分は運ぼうとしなかったし。(これもマイク的美学?)
全体的な経緯がよく分からないなぁ・・。
【追記】
2回目でこんなシーンに気が付きました。
ソウルの車を崖に破棄する前です。
これって以前ガスがマイクの車に追跡装置を仕掛けていた場所ですよね。
給油口の蓋の裏にあったのをマイクが車を全部解体して探し当てたのを覚えてます。(S3の1話)
ソウルのナンバープレートを外すのは足が付かないようにするためでしょうけど、なんでこんなものまで取り外すのかとソウルが不思議そうに見てます。
これはたぶん本体のほう。
なので、マイクがソウルを追跡していたのは確実ですね。(そりゃそうだ。あんな荒野で偶然会うわけがない!)
ってことは、やっぱり金を奪う為?それともラロの動きを偵察していただけ?
マイクの喝がソウルを男に!
絶望して倒れ込んだソウルを鼓舞するマイクのセリフに痺れたわぁ。
「俺は自分が生きようが死のうがどうでもいい。ただ大事な人達に不自由ない暮らしをさせるためにここにいる。」
もちろん義理娘と孫娘のことですね。
マイクの動機になるのはもうこの2人意外あり得ない!
(マイクの帽子姿がかなり衝撃的でしたが、見てたら慣れた)
そして、彼らを探しに戻ってきた一台のジープ。
頼む!仕留めてくれ!という気概を胸に、ソウルは自ら囮になるのですが・・。
・・・・・
この結末がまたヴィンス・キリガンの世界でした~。
車は大破して使えず、ご丁寧に水までおじゃんに・・。
はぁ、誰もが期待した展開を気持ちよく裏切ってくれると、それはそれで爽快だわ。
ところが、ここでソウルが立ち向かいますよ!!
出た~!!
かっこえ~!!
ついに黄色い水を飲むソウル!そして、また再び灼熱の荒野を歩いていくのでした~!
最後はいい顔してましたね。
やるときゃやりますよ!次回が楽しみ~!
キムはついにラロと対面
怖いわ、怖い・・。
心配なのは分かりますけど、ラロと関わっちゃダメなのよ。
キムだけはこの世界に入ってきて欲しくないですよね。
あんなにハッキリ「やめて欲しい」と頼んだのに聞き耳持たずだったお馬鹿ソウル。
そんな彼をどこまでも愛する美人キムはラロも驚いていた通り、ソウルにはもったいないお人だわ。
マイクが指摘していたように、知り過ぎた彼女がこのゲームに引きずり込まれることがないといいんですが・・。
それにしても、ラロの余裕綽々な態度がまた大物を感じさせますね。
ラロ役の俳優さんのカリスマ的演技が素晴らしいと、米ではあちこちで絶賛されてましたが、確かに脳みそのあるサラマンカとして魅力的なキャラを作ってます。
とにかく憎たらしいしね。
ガスだって相当の悪だけど、そのガスさえ応援したくなるほど憎たらしいというのはなかなかでしょう。
はい、今週はこんなところでしょうか。
いよいよあと2話!
驚きのクライマックスが待っているということなので、大いに期待して待ちたいと思います!
次は第9話のネタバレ感想です。
「ベター・コール・ソウル」シーズン5第9話のネタバレ感想
あぁ・・。怖かったよ~~!
今回はあれ、もしや・・と背筋が凍りそうになる場面が多かった!
それにしても今回の主役は全編通してもキムでしたね。
最後の切り抜け方の素晴らしいこと!!
あれこそ、愛と勇気の結晶でしょう!!拍手~~~!!!
トラウマに苦しむソウルに寄り添うキム
あの襲撃のことがかなりのトラウマになっていたソウルですけど、あんなしぶとい男でもそうそう簡単には立ち直れないんですね。
思わずマイクにすがり「いつになったら忘れられる?」と聞いてましたけど、マイクの人生訓のありがたみを全然分かってなかったですね。(けしからん!)
私達はマイクの半生を知っているので、彼の言葉の一つ一つにズ~~んと来るところですよ。
それにしてもキムの優しさと温かみが感動的でした~。
私はてっきり「もうこんな怖い思いをするのはたくさん!やっぱり私達は無理よ!あなたがカルテルのお友達になるというなら私は別れるわ!」という展開になるのを予想してたんですが、全く逆。
キムってお人は、相手が困った環境にハマればハマるほど「私が助ける!」という使命感が発動してしまうようです・・。
そんなキムはついに大手事務所を辞め、プロボノ専門(無料弁護)の弁護士になる決意を・・。
生きてるかどうかも分からないソウルを心配しながら、やっぱり私は人を助けたい!という想いを強くしたそうです。
ソウルの部分は置いておいてもその決断は素晴らしいとしかいいようがない。
キムなら生計を立てる手段なんてすぐに見つけるでしょうし、カルテルのお友達の方にとやかく言われる筋合いはないですよ。
そこでもヤイヤイ言い続けるなら、もうそんな男とはそれまででしょう。(厳しい?)
襲撃を指示したのは・・
あらま、これは意外、ファン・ボルサでした。
ボルサはこのカルテルのボス・エラディオの側近で、「ブレイキング・バッド」を見ても分かる通り、ヘクターと2人でその右腕の立ち位置を奪い争っているような感じかなぁと想像できます。
本家S5でエラディオ宅にいる2人↑(若い!)
元々ガスを見つけてきたのもボルサですし、元来冷静でビジネスマン風情の彼は完全にガス推しなんですよね。
今回もガスにアメリカで製造ラボを作って販売しろとエラディオに内緒で許可を出してるし、彼としてはサラマンカ家を潰すことと、ガスを守ることの両方の目的があったと推測できます。
「じゃ、なんで邪魔したんだ?」ってマイクが聞いてましたが、これから行おうとしているガス達の計画を知らないので、普通に保釈金を奪ってラロを刑務所に入れておこうと考えたのではないでしょうか。
それと、この辺は想像ですけど、ボルサとしては切れ者サラマンカのラロにはメキシコに帰ってきて欲しくなかったんでしょうね。
それから、ガスがまた怖い顔で言ってました!
「彼(ラロ)が国境を越えたら、一切の手抜かりなく行動しろ!私に疑惑の目が向かないようにしろ!」と。
というわけで、次回はラロが国境を越えた後に何かを起こそうとするのでしょうか。
本家の方で描かれたあの場面。
とソウルが言っていた出来事が次回の最終回でいよいよ起きるのだと思います!
ちなみにこのセリフからラロがこの時も生きている(もしくはソウルがそう思ってる)ことが分かりますが、この辺はどうでしょうかね?
ちなみにですね、ソウル宅を訪れたラロをマイクがライフルで狙ってましたけど結局撃ちまんでしたよね。
少し前にガスが「ラロをアメリカでやったら自分だと(エラディオに)バレる」と言ってましたので、基本的にはできないのでしょう。
ただ、マイクの独断かもしれませんが、彼としてはソウルやキムに危害が加わりそうな場面では最悪撃つ準備もしていたのだと思います。
だから携帯で状況を聞いていたかったのだと。
そしてこの後、キムから見事な切り替えしが!
この応酬は大迫力でしたけど、ひとえにソウルに対しての愛と思いやりがあってこそでしたね。
さすがのラロもすごすご引き下がることに。
最後はナチョにメキシコまで送るよう頼むのでした。
ナチョを解放してくれと頼む男前マイク!
カッコ良かった~!
「ナチョの父親に銃を向けてるだろ。俺はそういうのには賛同できない。」と、ボスに言えちゃうマイクがやっぱり素敵!!
ガスは「役に立つ間は離さない・・」と頑なでしたけど、今後どうなるんでしょうか。
ナチョには絶対ハッピーエンドをお願いしたい!!
もうね、実はこのラロとの砂漠のシーンで、え!もしかしてナチョの裏切りがバレた?!
と超怖かった~。
妙~~な間があったので、え?もしやここで始末されちゃうの!?
と震えましたよ。
異常に直感の鋭いラロですが、今回、考えていたのはナチョではなくソウルの言っていた車のことだったみたいです。
たぶん、そういえば放置されてるはずなのになかったな・・と第六感が働いたのでしょう。
突然、車の窓を叩かれて「戻れ」と言われた時は、ナチョもギョッとしたでしょうね。
ようやくこれでお別れと思ってただろうし。
あの車の銃痕から、まさかメキシコからのギャング襲撃があって、たまたまソウルを追跡していたマイクがソウルを助けて、そして2人で砂漠をさまよい・・なんてストーリーまでは到底想像できなかったとは思いますが、何か怪しい・・くらいは感じたんでしょうね。
はい、では今回は簡単ですがこの辺でしょうか。
(今回米サイトでチェックする時間がなかったので、解釈が違っていそうな場所があったらまたコメントお願いします。)
あ、そうだ!今回は可愛いお爺ちゃんが2人いましたね。これだけ最後に触れさせてください。
目の覚めるような黄色いTシャツを着たマイク。(24時間テレビだ~!)
と、コーンハットがまんざらでもなさそうなヘクター爺。
吹き出しちゃった。
では次は最終回で!!
次は最終10話の感想です。
「ベターコールソウル」シーズン5第最終10話のネタバレ感想 キム暴走の理由を解説!
うわ~・・・。
そう来るか~・・。
もう胃がキリキリする回でしたけど、最後は大きな山場が待ってました!!
なんだけど、どちらも次のファイナルシーズンへ持ち越し~・・!
壮大なクリフハンガーで終了~・・
う~ん、この状態で1年待つって結構地獄なんですけど!?
(コロナの影響でそれ以上になるかもだし・・)
どうにかなりませんかね?!
キムに何があった?!
これですよね。今回のビッグ・ミステリーは!
もうこのキムについて語り尽くすだけでいいんじゃないかって気もするくらいですが、
・・我らが聖女が突然化けましたね。
明らかに一線を超える提案をしながら、眼光が鋭かった・・。
一応彼女が提案していた件についてまとめますね。
【サンドパイパー訴訟について】
サンドパイパーという老人ホームが入居老人たち対し不正に料金を請求し、常習的に金を騙し取っていたことについての賠償を訴える集団訴訟です。
ジミーが気が付き、親しくなった老人たちを説得して起訴に至ったのですが、問題はこの集団訴訟の規模が大きすぎたこと。
自分一人では到底無理なので、大手事務所HHMに持ち込むことにしたのですが、そこでハワードから言われたのが・・
「君はここで働けない。僕たちが欲しいのは案件だけだ。」でした。
ジミーにとっては一世一代の手柄。自ら勝ち取った億単位の大規模集団訴訟です!(しかも絶対に勝てる見込み)
何年にも渡る裁判を一緒に戦う気満々だったジミーに対し、一方的に戦力外通告をして締め出したハワード。
この屈辱こそが今に至るジミーの怒りの源なのです・・!
今回キムは、ハワードをハメて弁護士を続けられなくなるようにしてやろう提案してました。
その結果、この訴訟は彼らの手に負えなくなり取引に応じることになるだろうと。
和解になれば、すぐにソウルにも金が入る!(約2億円!)
このキムの暴走について、ソウル役のオデンカークのインタビューがありました。
「まず、この時のジミーについて考えないといけない。彼は今大きなトラウマで肉体的にも精神的にもかなり弱っている状態。
キムはそんな彼の為に涙し、なんとかソウルを守ろうと必死。
ジミーの「天敵」であるハワードに対し、過剰防衛的に攻撃しようとしているのかも。」
というような事を言ってました。(細かい部分は違うかもですが・・)
なるほど~。
小熊を守る母熊のように、ジミーの敵であるハワードに異常に鼻息が荒くなってる状態かもしれません。
ただ私としては、この他にも二つくらい理由があるかなぁ‥という気がします。
ジミーとの旅を続けたい
なぜ鉄壁の倫理観を誇るキムがソウルのような男と一緒にいるかというと、ソウルが自分の助けを必要とするヤンチャ男である点がもちろん大きいと思いますが、もう一つは単に、
ソウルとの人生はワクワクするというのもあると思います。
「ダメよ」「ダメよ」と言いながら、バーでのお遊び詐欺を楽しんでたし、ソウルとの日々にスリルを覚えてしまったら、他の男ではぶっちゃけ退屈で仕方ないでしょう。
もちろん、そんなソウルを愛してる。(調子乗りだけど優しいし)
で、今回気になったのはここです。
「君を巻き込んでしまったすまない」
完全に弱気になっているソウル。
「どうしたの?終わったのよ。」
と言ううキムに「今回はね。」
「次回はないでしょ」とキムは返しますが、ソウルは下を向き「もう家に帰ろう。」と切り出すのです。
私はもうソウルがいよいよ別れを決めたのかと思いましたよ。
キムもそう感じたのか、一瞬悲しそうな顔になり、
「もうお金を払ってあるんだから、スパやルームサービスを楽しみましょう。」と、無理に明るくふるまうのです。
あくまで、私の推測ですが、キムはこのまま家に帰ったら別れることになる。
それに、今晩は楽しく過ごせても、いずれまたソウルが心を決めることになる。
と未来を読んだような気がします。
この未来を回避するためには、ソウルを夢中にさせる2人だけの「戦略」が要る。
多少それが行き過ぎていたとしても、自分の倫理感を傷つけてでも、ソウルとの未来を優先する。と覚悟を決めたように思うのです。
「自分を許せなくなるぞ」と心配するソウルにも、「そうかしら。」としっかり目を見つめて揺るぎませんでしたよね。
キムにとって最大の自己犠牲をソウルの為にする・・。
これまた愛でしょう!
「彼ら」が嫌い!
ソウルが言ってる「彼らを見返してやる!」という「彼ら」とは、営利目的のために弱者を食い物にし、それを屁とも思っていないスノッブ連中。
常に上から目線で自分達をコケにし、安っぽい正義感を振り回す薄っぺらい金の亡者たち。
キムは常に弱い者の味方ですよね。
それこそが自分の使命だと思っているし、立場が弱ければ弱いほど「胸に刺さり」助けたくなる。
この辺は彼女が貧しい労働者階級の家に生まれ、苦労しながら育ってきた過程で生まれた情熱なのかもしれません。
もちろん、
ハワードのことが死ぬほど嫌い!!
というのは普通にあるでしょうね!
それからですね、クリエーターの一人ピーター・グールドがこんなことをインタビューで言ってました。
「なぜ人々が本や映画やドラマに夢中になるのか。
それはこの世界における「正義」の果たす役割を理解したいからだ。」
「ブレイキング・バッド」について振り返りますと、当時クリエーター達はどこまでウォルターが悪に落ちて行けるのか、どこまで視聴者が付いてこれるかやってみよう・・!」と試していたらしいのです。
通常の主人公が決して超えない一線を次々超えていくウォルターでしたが、視聴者は減るどころか、最終話までうなぎ上り・・!という結果に驚いたそうです。
なぜ視聴者を失わなかったか、ですが、
ウォルターはただやみくもに悪の権化と化した訳ではなかったからですよね。
「家族に金を残したい」
「残された余命で自分の人生を生き抜きたい」
「自分の力で何かを成し遂げたい」
男の野望と本能、家族への責務を果たそうとする執念に対し私達が共感できたからこそ、このウォルターの特殊な「正義」についてファンが認めた形になったのだと思います。
ここのキムについても同じ見方ができるかも。
ハワードのキャリアよりも、もっと大事なものがある。というキムに私達を受け入れるなら、それは一つの「正義」になりそうです。
ラロへの逆襲は・・!
これですよ!
ついに待ちに待った作戦を実行に移したガス!
やっぱりラロをメキシコでやる気だったんですね。
ところが、その作戦を前にナチョがラロに連れていかれてしまった!
う~ん、このタイミングで!
それにしても、エラディオが老けてて驚いた!
(ビフォー)
(アフター)
いや、時間に勝てる人はいないので当然みんな老けてるんですけどエラディオはかなり印象変わってましたね。(痩せたからかな?)
ただ、例のアホキャラは健全!
この一連のドラマでは珍しいアホ親分なんですよね。
今回もラロに大金入りの高級車を贈られ超ご機嫌!
一方のファン・ボルサはお株を取られて苦い顔・・。
ガスから受け取って来た金が霞んでしまいました・・。
やっぱり彼は常にサラマンカ家と右腕の座を競ってますので、ラロをアメリカの刑務所に閉じ込めておきたかったのも結局それでしょうね。
そして、マイクがナチョを気遣い進言していたのが功を奏したのか、ナチョにはギリギリの電波で連絡が・・。
はぁ・・、よかった~。
と思ったのですが、これがそうは問屋が卸さない!!
まず、ラロは寝ないらしい!!
毎日1、2時間しか寝ないってどういう生態?
サラマンカにしてはかなり異質。(ある意味全員異質だけど)
あの年齢で妻も子供もなく、孤独を愛するような目をしてますけど、人生何が楽しいのかな。
結局寝ないのも、常に警戒態勢が発動してるってことなんでしょうかね。
防衛本能が半端ないのか、襲撃された後の動きも完璧でした。
抜かりなく脱出用のトンネルも掘ってあったし、エラディオより用意周到かも?
というか、ガスとはいい勝負かな。
一方で必死に平静を装い、決して隙を見せなかったナチョの精神力と機転も素晴らしかった!
あんなゆったり酒を受け取れますかね?!
最後、ラロはナチョが消えたのを見て、彼の裏切りに気付いてましたね。
それにガスが裏にいることも分かってるようでした。
ナチョはあの後どうなるの?!
ちゃんと逃げれたのかな・・。
されさて、結局全てはファイナルシーズンでのお楽しみですよ!!
次が最後になるのは確実なようなので全てに片が付けられるはず!
もう指折り待つしかないでしょう。
「ベター・コール・ソウル」続編はどうなる?!
当然気になるのは、本家で姿を見せていない2人の存在。
キムとナチョ!!
この2人はマイクの次に好きなので、絶対に死んで欲しくない~!
でも、実はですね、私は始めからキムは死なないのでは・・と思ってるんですが、どうでしょうか。
だって、もしもあれだけ愛した女性が死ぬという結末で独り身になったとしたら、ソウルはあんなに嬉々として悪徳弁護士の仕事を謳歌できますかね?
ウォルター達と絡む姿はめっちゃ青春してましたよ。
なので、私は納得する形で2人は別れたと始めから思ってるんですけど、この辺は一人一人色んな予測ができるかと思います。
(ファンの間でもキム死亡説が多いようですし・・)
ナチョも、できたらこの世界から足を洗ってどこか別の土地でやり直して欲しい!!
マイクもそれを望んでるだろうし、最後くらいハッピーエンドがあってもいいよね。
【追記】ジーンが現在いる場所は?!
名取響海乃助さんから気になるコメントを頂きました。
現在ジミーが”ジーン・タカビック”として身を潜めている場所と、キムの故郷が近いので、最後にもしかしてジミーは?!という推論です!
うわ~!メッチャいいじゃないですか~!
「ブレイキング・バッド」の時を経て2人が再会!ってそんな最高のエンディングありますかね?
調べてみましたが、シーズン1の第1話の冒頭で出てくるシナモンロール店の場所はオマハ市でした。
オマハというのはネブラスカ州の東南にある都市。
そして、キムの故郷ですがシーズン2でリッチー達と面接した時に「ネブラスカとカンザスの州境にある小さな町(地名は出してない)」と言ってるんです!!
本当だ!ネブラスカだ!!近い!
基本的にこのドラマは本家からずっとニューメキシコ州のアルバカーキが舞台でしたよね。
なのにこのネブラスカ繋がりは確かに無視できない!
ざっくりですが、アルバカーキとオマハの位置を赤くつけた地図です。
この広いアメリカでソウルが逃亡の地として選んだ場所に意味はあるのか?!
そして、キムは地元に戻り、無料弁護士で人助けを・・なんてことになってるのか?!
あくまで想像の域を出ませんが、最終シーズンがますます楽しみになってきました!
はい、というわけで、長くなりましたがこんなところでしょうか。
今シーズンはとにかく緊張感が張り巡らされていて面白かったですね!
それではまた~!
コメント
コメント一覧 (6件)
ハワードはそんなに悪い人ではないんですけど「ナマステ」のプレートで彼の人格をよく表してますよね、なんかイラッとくる。
時折ガスって日常何が楽しいんやろ?とヨメと談義します。なんかもう肩こるねん!と彼方へ叫びたくなります。でもね、そんな病的なガスが経営するチキンの店に一度は行ってみたいなぁ…
そうなんですよ!ハワードって案外いい奴なんですけどね。笑
ただちょっとお馬鹿なんでしょう・・。確かにイラっとします。
ハハ、ガスもねぇ・・。
本家でヘクターをいたぶってる時は嬉しそうな顔してましたよね。やっぱり復讐こそが生きがいでしょうか。
私もあのピリ辛チキンは絶対食べてみたい・・!
いつも楽しく感想読ませてもらってます!
この4話の3人逮捕で70万ドル応酬って、ブレイキング・バッドの第1話のウォルターの誕生日会で観てたニュースのことですかね?
キャサリンさん、初めまして。
うわ~!!凄い発見ですね!
確認しましたが、絶対そうだと思います。
ありがとうございました。
本文の方にも書かせて頂きます!
追記で記事にしていただき、ありがとうございます!また何か発見したらコメントしますね(o^^o)
こちらこそありがとうございます!時間軸が分かったという意味でもすごく大事なところだったと思います。またよろしくお願いします~♪