Netflixで見れる海外ドラマ「ヴァイキング~海の覇者たち~」シーズン4後半、第11話~最終20話のアニスのネタバレ感想です。
シーズン4は20話構成ということで、10話が終わったところで休止期間がありました。
ただ、ここまで見てきて思うんですけど、シーズン4も10話でよかったんじゃないですかね?
前半は冗長的なエピソードも多くて、少し間延びした感じがありました。
特にイギリス側のエグバート王たちの話はどうでもいいわ・・。
息子の嫁に手を出したりひたすら気持ち悪いし、なんかセットも安っぽいし、興味を引くキャラがいないので、それよりラグナルを見せてくれ~!となりますね。
【ご留意ください】
当ブログは個人が趣味で書いているもので、夜遅くにウトウトしながら感じたままの感想を綴っています。そのため稚拙な文章、品のない物言い、勘違い解釈、天然ボケなどで皆様をご不快にさせてしまうこともあるかもしれません。(その場合は申し訳ございません。)
その点を含めてお許し頂ける方のみ読み進めて頂けましたら幸いです。
また衝撃ネタバレに関してはそのエピソード分の始めに持ってくることもあるのでご注意ください。(内容を順番に書くわけではありません)
「ヴァイキング~海の覇者たち~」シーズン4第11~13話のネタバレ
感想ラグナルの衰え
ただ肝心のラグナルですが、ここに来てもう精も根も尽き果ててヨレヨレですがな。。
なんか、もう気の毒で‥。
若い時の野心が大きかったために、あの頃から色々失ってきました。
娘を失い、ちょっとした浮気心から最愛の妻を失い、その後は愛のない生活にがんじがらめ。
さらには実の兄には2度も裏切られ、ようやく心から語り合える友達(アセルスタン)ができたと思いきや、古い友達(フロキ)にころされ、実質フロキにも裏切られた形になり、彼の夢でもある移住のために希望を託してたイギリスでの入植地もエグバート王の裏切りで全員全滅。
自分はお腹に深い傷を負い長期間全く癒えない、その痛みを軽くするためにアヘンに手を出し、中毒へ・・
また、2番目の妻にも裏切られ、兄への復讐を誓って仕掛けたフランスでの戦いも敗北という結果・・。
だいぶ前に見たので不確かな記憶ですが、確かこんな感じだったと思います。
で、結果、あれだけ希望と精気に満ち溢れていた若き王が、話が進むごとに、ボロボロに疲れ果て、完全に老いぼれました・・。
(いまだ生き生きしてるラゲルサとの落差がすごい。)
11話ではそんな現実に絶望して村を去ったラグナルが、何年か後にふらーっと帰って来るとう場面から始まります。
4人の息子たちも随分大きくなっていますが、どうもお母ちゃんに甘やかされて育ったせいか、ろくに根性のあるやつがいなさそうです。
(容姿的にもみんなイマイチ・・。髪形バラバラ過ぎ!統一してくれ~)
ラゲルサとの息子ビヨルンとは迫力的に比べ物にならないですね。
S4前半の悲しいラグナル
それにしても、シーズン4の前半のラグナルは本当にひどいですね。
いつ闘志に火がついて以前のような彼を取り戻すのか・・と期待してみていましたが、どうもそういう方向には行かないようだし。
中国人女との出会いで新しい価値観に触れて目覚める・・とか、彼女の愛で癒されて復活する・・とかそんな恋愛ドラマも一瞬夢見ましたが、そこは完全に肩透かしでした。
だったらあの女はなんだったの~!あの意味深なやり取りは!??
結局はただのアヘン調達人でしたね。
最後はアヘンがなくなって始末しちゃうし。はぁ~??ですわ。
でもって結局ロロとの戦いには大きな犠牲を払って負けたし・・そりゃ、失踪したくなるわ・・。
さらに村には帰ってきたものの、自分の権威は失墜しひどい扱い、息子たちは期待できそうなのがいないし、首吊って死のうとしてましたね。
ラゲルサに最後「農場を出ていくんじゃなかった・・」と愛の告白をしますが、これが悲しい・・。
結局これが、彼が最後にたどり着いた答えでしたね。
ただ、ここがラグナルの優しいところなんですけど、2番目の妻(名前忘れた)にもちゃんと感謝を伝えに行くんですよね。「愛はなかったけど、君には感謝してる」って。
これってそうそう言えるセリフじゃないですよ。
彼女にだって完全に裏切られた時期もあったわけだし・・。
彼女泣いてましたけど、私だってあんなこと旦那に言われたら泣きますね。(「愛はなかったけど」って部分はいらんけど。)
再びイギリスへ
で、そんなこんなで結局13話では、ラグナルも思うところがあって、ようやくイギリスへ復讐しに行きます。
ところが船が転覆して、状況的に厳しくなると、同行した仲間を全員始末して息子と二人でロバート王のところに向かうんです。
これってどういうことですかね?!
入植者たちの復讐をしに行くのに、自分たちの仲間をころしておいて「さぁ行こう」って意味不明です。
ということは、ラグナルにとって復讐したい訳というのは、仲間の入植者たちの命が奪われたという部分ではなくて、
自分が人生を賭けて託した「豊かな土地への移住」という壮大な夢をロバート王の裏切りであっけなく失い、その為に自国での王としての信頼や権威もすべて失った・・という、その部分の復讐ってことですかね?
彼のことはわからない部分も多いですね。
森の中で出会った少女は傷つけたくないがために、必死に身を隠してやり過ごしていたのに、仲間の若い女性は平気で手をかけるわけですからね。
うーん、なんだかラグナル微妙ですね。私としても応援したいのか、やめとけよって言いたいのかよくわかりませんわ・・。
ただ、自爆テロ的なことを考えてるらしいし、息子も道連れにするつもりなんですかね。
まぁアイヴァーにとっては、それこそ本望というところらしいので、それがせめてもの救いですが。。
ラゲルサの華麗なる転身
さて・・、
遅くなりましたがなんといっても11話再開で一番びっくりしたのが、
ラゲルサ、レズビアンへ華麗に転身~
でしょうか。
ラグナル以降、男運が悪すぎて男性不信になっちゃったのかな?
にしても相手の女はいかにもそれっぽいな。
しかも若いっていう設定だけど、全然若く見えないし・・。
2人とも同年代に見えるわ。
ラゲルサ、今のところ老けメイクはしてないように見えますが、いつまでこのままでいくんでしょうかね?
私としては変な特殊メイクするなら、このままがいいです。
で、そんなラゲルサも、ここへ来てようやく自分が本来王女であったはずの場所を奪還しに攻め入りましたね。
あの妻はどうするんですかね。
怖いのは、彼女何気に予知能力があるんですよね。ラゲルサも気を付けて欲しいところです。
と言う訳で、これからますます見るのが怖いヴァイキング、また少しずつ見続ける予定です!
次は第14話と15話のネタバレ感想です。
「ヴァイキング~海の覇者たち~」シーズン4第14話と15話のネタバレ感想
ひゃー・・・。
見るのがつらかった~・・。
もうやめて~!と心の中で叫びながらも頑張って見ましたよ、15話の最後まで。
ラグナルの行動の意味
それにしてもラグナル、なんであんな目にあってまでそうやって死にたいのですかね?
あそこまでされなくでも他に死に方はあるでしょうに、って思いましたよ。
(確かに首吊ったら木が折れて死ねなかったけど・・。)
いや、もちろん伝説に基づいて「最後はエラ王によって、蛇のうじゃうじゃいる穴に落とされて死ぬ」っていう史実(言い伝え?)に沿うよう上手くストーリーを組み立ててあるのはわかりますよ。
でもなんだか納得できません。
やっぱりラグナル、底なしの絶望から壊れちゃってたんでしょうかね。
理由の一つとしては、息子たちにエドバーグ王に復讐させるため。
やっぱり信頼して合意を得たと思っていた移住計画の夢を一方的に壊されたっていうことと、移住者に対して罪悪感を感じているということを中国人女に漏らしていましたので、そこが大きいのだと思います。
そもそもラグナルが何年間もの間、カテガットから姿を消して放浪していたのも、この罪悪感と、この出来事を隠したい、王として立つ瀬がないという理由からだと思いますので。
そういう意味で、今の自分の成れの果ては全てエドバーグのせいだっていうことでしょうね。
それから2つ目は、自分である程度死に方を選ぶことで、運命なんてない!神々なんていないんだ!ということを自分に証明したい。
ってことでしょうか。
ただこれは残念ながら、預言者から言われた通り、「目の見えない者に見られた後で死ぬ」というのが現実となってしまったので、やはり運命には逆らえなかったという結果に終わりました・・。
ただ、「死ぬのはすぐじゃなくて、明日じゃないか・・」みたいな抵抗はしてましたが・・。
救いなのは・・
ただ今回こうして死に場所を求めてイギリスまで行った唯一の救いは、アセルスタンの息子に会えたっていうことですよね。
息子を抱きしめたシーンでは涙が出ちゃいましたよ。
行く先(天国とヴァルハラ)が違うので、死んだ後も会えない・・と思っていたアセルスタンの分身に出会うことができたのですからね。
やっぱりラグナルがこうして人格が壊れて老いぼれていった一番の出来事はアセルスタンを失ったことなんでしょうね。
ラグナルにとってアセルスタンは唯一何でも話せる友人で、なにより知的好奇心を満たしてる宝箱のような存在だった・・っていうのがあると思います。
この時代、ヴァイキングにはまだ読み書きをするという文化がないみたいで、いくら知的好奇心があっても、それを満たす手段はほぼなく、海の先になにがあるのかを知りたければ、自分で船を出すしかない、という時代。
そういう意味で、ラグナルにとってはアセルスタンは世界への案内人であり、夢を語り合う大事な友人だったんですよね。
エグバート王がどうも・・
エグバート王がアセルスタンに執着したのも、同じような理由からだったのかな・・。
彼の方がまだ少し色々知的好奇心を満たす手段はあるかと思いますけど。
実はエグバート王の俳優さん、なんだかあんまり好きじゃなかったんですよね。
どうも軽くて、王の貫禄がないし、策略を練る残酷な男っていう雰囲気でもないなぁ・・って。
もっと重い演技ができる俳優さんがよかったんじゃないかな~。
このエグバート王って、なんだかちょい悪オヤジみたいで、昼メロならいいけど、どうもこのドラマの雰囲気に合わないんですよね。
まだエラ王の方がいいですね。憎々し気だし。
でもまぁ、息子の嫁に手を出したり、アセルスタンを寵愛したり、今回もラグナルが自分では手は下せなかったり、気が弱くて小者的な部分もあるので、この俳優さんでもよかったのかな~・・なんて風にも思いました。
でもどうもやることが中途半端で、よくわかりませんけどね。エグバート王。
今回ラグナルに謝るくらいなら、なぜ移住者達を襲ったのかもよくわかりませんでした。(どこかで説明されてましたっけ?)
ラグナルを失った後の「ヴァイキング~海の覇者たち~」は
はぁ。。それにしても痛かった・・。おでこの十字架とか・・。
最後、蛇の毒が回って目が閉じた時は逆にホッとしたくらい。
ラグナル、安らかにヴァルハラに行ってね。
それから、死ぬ前にフラッシュ映像で出てくるラグナルの過去には泣きました。
ラゲルサといた時の表情が生き生きしていて、幸せで無垢な若者で、それから娘を失って、その後はあまりいいことがなかったなぁ・・。
この後、ドラマ的に、ラグナルいなくなって大丈夫なんですかね?
私にとってはやっぱりラグナルが一番見たい人だったので、いなくなったら誰を楽しみにすればいいんですかね?
アイヴァー?
でもなんか顔が好きになれない・・。髪形も変だし。
話し方はすごく柔らかくて、うまいですよね。この役者さん。
ラグナルの話し方を真似してるのかなって思いましたけど、どうなんでしょ。
ヴァイキングたちの話す英語ってすごく可愛く聞こえるんですが、スウェーデン語っぽく発音してるんでしょうか?
ラゲルサもいいけど、なんか彼女やることが強引で、結局アスラウグ王女ころしちゃうし、前回結婚しようとしてた男なんて突然式の日にころしちゃうしなぁ・・。
しかも、これからどんないい男と出会っていくんだろうって内心楽しみにしてたのに、突然レズに転身しちゃうし、うーん。。
アイヴァー以外の息子たちはどれも期待できないしね。
このドラマをシーズン5まで続けていってもらうには、もう一つ魅力的なキャラが必要かもしれないな~。。
あ!ビヨルンすっかり忘れてた!
預言者が始めの頃、父親を超えて成功するって言ってたのは彼のことでしたよね?
まぁ、ビヨルンもあんまり顔好きじゃないし、性格単純でまだそんなに魅力的なキャラにはなってないですけど(娘の悲惨な最後に関してはほぼスルー・・)、今後に期待ですかね・・。
それと地味にロロにも頑張ってほしいわ。
(ラグナルは老けてたけど、ロロは若いままだったなぁ・・。)
またヴァイキングの血が騒いでるようだけど、この際あの気の強いフランス女にでも懲らしめてもらっていいかもですね。
ロロのしょうもない性格はたぶん一生治らないとは思いますが・・。
次は16話と17話のネタバレ感想です。
「ヴァイキング~海の覇者たち~」シーズン4第16話と17話のネタバレ感想
ラグナルが死んじゃったんで、今後誰がメインとして引っ張っていくのか注目でしたが、やっぱりその息子たちみたいですね。
アイヴァーとビヨルンが息子代表としてがんばるようです。
ラグナルの死が悲しいラゲルサ
16話は息子たちとラゲルサに、ラグナルの死を告げる本人の幻影だったり、片目の男だったりが現れて、それぞれがさようなら~~を言う回でした。
ラゲルサ、ラグナルの幻影を見て死を確信したときには泣いていましたね。
good bye, my loveって言ってましたが、そんなに愛しているならもう少し前の段階で彼をフォローするなり、気遣うなりの行動が取れていればよかったんですけど・・ラグナルは最後まで孤独だったので、それが残念です。
なにしろ気高きラゲルサ女王ですからね、一度でもプライドを傷つけられたら決して許しませんよ。
それに老けメイクも一切しません!今でも、ネグリジェ姿の時はおっぱい半分出しての出血大サービスですよ~。
でもまぁそんなラゲルサも、息子たちが自分の命を狙いに来ることはわかっているようで、預言者に聞きに行っていましたね。
でも答えは「イエス」でがっかり。
もう運命を受け入れたかのようで、17話の最後にアイヴァーたちが仕掛けてきたときも動揺することなく、平然としていましたね。(ビヨルンがギリギリのタイミングで帰ってきて助けられてましたが・・。)
きっとラゲルサは最後まで気高い女のままで死ぬのでしょうね。私の推定年齢50歳ですが、恐らく30代の顔のままで死ぬと思います。
どうでもいいですけど、17話の最後でそのラゲルサの彼女が息子のビヨルンと出来ちやうってどういうことですかね?
ラゲルサの死が迫っているって時に唐突すぎるでしょ。
これまた関係ない話ですけど、このビヨルンの嫁とフロキの妻のヘルガって似すぎてません?基本同じ顔ですよね。
ヘルガが20歳年上って感じですけど、顔だけ見ると一瞬どっちだかわからない時があるくらい。私だけですかね?
ヴァイキングの略奪シーン再び
そうなんですよね~。
結局は彼らは残虐なヴァイキングなんですよね~・・。
シーズン1ではどうもそれがひっかかって感情移入できない部分もありましたよね。
特にイギリスの修道院を襲うシーンなんてひどすぎました。
これまで見てきたキャラが、極悪非道な悪者だというのを再認識しないといけない訳で、ここがこのドラマ最大のジレンマですよね。
一応、ヴァイキングとはこういう略奪を生業として成り立っている人たちのことを言うので、そこを描かずにはヴァイキングのドラマにならないし、かといって、描きすぎても視聴者が引くし・・。
でもシーズン2、3とラグナルを中心に、家族愛だったり、仲間の絆だったりを描いてきたので、そんなジレンマも薄らいできてましたが、やっぱり再度こういうシーンを見せられると微妙ですね~!
だって、スペインの罪のない人々を片っ端からころしていくんですよ。
抵抗するもの、しないもの、女子供も容赦ないです・・。
その中で、ヘルガが一人、変な方向におかしいですね~。
自分達のせいで親を亡くした女の子を「親がいないから」と自分の子にしようと連れてきちゃうなんて・・。
その前の、「もう一度子供を作ろう」っていうのにも驚きましたが、さすがにそれは年齢的にも無理でしょうし・・。
きっとこの時代、避妊の知識もなかったはずでしょうし。子供も出来るものならとっくに出来てそうですしね。
この女の子からしたら、自分の親をころした側に誘拐されたという認識しかないわけで・・、なんとも可哀そうです。
ロロはこの略奪を楽しんでましたね~。やっぱり最低男だわ。
そんでもって、お楽しみの後はコソコソ妻の怒っている家(城)に帰ろうって言う訳ですが(それも躊躇してましたが)、当然恐妻の雷が落ちて「バカヤロー!」と、しばかれていました。(もっとやられろ~!)
アイヴァーVSビヨルン
母をやられてラゲルサに対し復讐を誓うアイヴァーと、自分の母を守ろうとするビヨルン。どっちが勝つんでしょうかね。
それともここの対立は後回しにして、まずは父親の敵をとりにイギリスに向かうのでしょうか。
意外にウベが何考えてるのかわからず、気持ち悪いですね。
ちょっとラゲルサはウベに要注意かもです。
やっぱりビヨルンは顔は童顔ですけど、体はでかくて強そうですね。
肝っ玉も据わってるし、正統派ラグナルの息子って気もします。
ただ、なぜか自分の妻や子供たちには冷たいですね~。そこもっといい男でいてくれないと、取れる好感度も下がってきますわ。
それにアイヴァーも、どうも好きになれませんね。
体にハンデを負っていても、強い意志で逆境を跳ね返していく若者・・という設定ならいいんですが、どうもダメ母に甘やかされたせいか、残酷で狡猾・・というイメージが抜けません。
あの目つきもいけないわ。
髪形もダメって言ってましたけど、これは早々に修正したみたいで、ちょっとオールバックみたいになって大分印象変わりました。
まぁそれもイマイチですけど。
ただ、この役者さんは上手いですね~。
無邪気な部分と恐ろしい部分を上手に表現していて、なかなかいいです。
最後、フロキが作ってくれた馬車みたいなのを乗って最高に喜んでましたね。
あれ持ってイギリス行けるんでしょうかね。
船に乗るのかちょっと不安ですが、馬は現地でも調達できそうだし、あとはフロキがなんとかしてくれそうです。
肝心のアイヴァーVSビヨルンですが、どっちが勝っても負けてもまぁいいわ。という程度でそんなに興味もてないですね。
でもまぁ、ラグナルがいなくなって心配でしたが、まだまだラゲルサもいるし、今のところは面白いですね。
ただラゲルサも死んじゃったらこのドラマも完全に世代交代で寂しいですね~。
シーズン5では、ジョナサン・リース・マイヤーズがキャストに加わるということで、ここに期待ですかね。
そろそろ本当にイケメンの加入が必要になってきましたよ!
次は第18話のネタバレ感想です。
「ヴァイキング~海の覇者たち~」シーズン4第18話のネタバレ感想
ひゃーー!!!エグかった~~~!
今回は残酷シーンが山盛りで、もうキツかったですわ。
シーズン4の前半は本当に中だるみで、内容的にもイマイチで引き延ばし感が強かったですが、
再開後の11話以降は、まるでシーズン1に戻ったかのように展開が早く過激で、宗教観やらのヴァイキングの世界観も強く出てきていますね。
とにかく残酷な生贄シーン
それにしても、あの生贄のシーンは本当いけませんわ。
シーズン1の生贄の回も全然ダメでしたけど、今回もあり得ないです。
特にビヨルンとラゲルサの彼女との密会シーンと重ねる演出がもう、申し訳ないけど悪趣味で嫌でしたね。
私は残酷シーンに弱いんで、なるべく飛ばすようにして見てるんですけどちょっとだけ音を聞いててもダメでしたね。
かなりエグかったので、腹立ってもう寝ようかとも思いましたがこのまま寝たら悪夢見そうだし・・、最後まで見て寝ようかな・・と気を取り直して見続けました。
そしたらその後の展開がまた早い!
あっという間に、皆さん船で旅立ってイギリス上陸して、エラ王を倒すところまで行っちゃいましたね。
で、この終わり方がまたグロくて、結局悪夢見そうな終わり方だったんですよね。
とりあえず順番追って行きますね。
ビヨルンの人格
その二人の密会のことをラゲルサも知ってるようでしたけど、どういうことなのかよくわかりませんでした。
息子思いの母が、せめて出発前にいい女と・・と気遣ってやったってこと??
どっかで説明見落としたんでしょか。
で、次の日か何かに、ビヨルンが出発の挨拶をしにラゲルサを訪れるんですけど、その時にこの愛人には抱擁で熱く別れを告げ、
妻とは結構な距離をとって抱擁もキスもなしっていうのもよくわかりませんでしたわ。
その辺不思議ですよね。
この妻も2人の仲を知ってるんでしょうかね。
男は強けりゃ結構なんでもありなの?
その割にはラグナルは一度の過ちでラゲルサを失ってしまいましたけどね。
3Pもオッケー
ウベとヴィトゼルク(この名前、絶対発音できないって)が同じ女の子を好きになって(他の兄弟もだけど)、
結局は長男のウベと結婚することになったんですけど、ヴァイキングだから女も共有できる、っていうことになって、
結婚初夜に3人で3Pしちゃうって、
どういうこと?
ヴァイキングだからできるって言ってましたけど、さすが北欧ですね。
進んでます。
これで思い出したんですけど、まだシーズン1のラゲルサとラグナルがアツアツだったころ、イギリスから連れてきたアセルスタンに「3Pする?」って気軽に誘ってましたよね。
あの時もびっくりしましたけど、まぁそういう文化なんでしょうね。
イギリスへ復讐決戦へ!
まぁそんなこんなもありつつ、気がつけばあっという間にイギリスに上陸していました。
とりあえずはエラ王からですね。
エラ王も、そんな大軍が来るとは想定せずに余裕ぶっこいてましたけど、実際のヴァイキングたちの総勢を見たらすっかり青ざめてました。
それにしても、こんな大勢の軍隊はヴァイキング始まって以来ですね!
私もびっくりしました。
だって、初めてイギリス行った時なんて、冗談抜きで50人くらいでしたよね?
それが何千、何万いたように見えました!
おお~~~~!ヴァイキングもついにここまで来たか~!
シーズン4も好評でヒストリーチャンネルも予算増やすことができたのね~!!と感動しました!
やったれ~!!
エラ軍を蹴散らしたれ~~!っと気合も入ったんですが・・
あれれ??
肝心の戦闘シーンは、全然なしですか???
完全スルーでしたね。
まぁ、あの大軍はCGでも簡単に増やせますからね。
やっぱり予算の関係で、戦闘シーンまでは求めすぎだったみたいで・・。
まぁ、ともかく次のシーンではエラ王が引きずられてこれから死へ・・というところでした。
お決まりの「金をやるから助けてくれ・・」という命乞いも無視され、息子たちかは最悪の最期を・・。
あれ、例のやつですよね。
この5分くらいはもうグロくて見れませんでしたけど、例の背中から肺を引っ張り出して・・っていう一番苦しむ死に方っていう・・。
もう、見れませんでしたよ。
次はエグバート王
となれば、次はエグバート王ですけど、あのオヤジ、大丈夫なんでしょうかね。
ラグナル同様、随分老け込んじゃったみたいですけど、エラ王みたいな最後が待っているとしたら余計心配ですわ。
エグバート王、好きじゃないけど、別に憎いというほどの悪者でもないし、その辺微妙ですね。
ラグナルが心配で、最後そっと見に来ちゃうくらいだし・・、もう、そっとしておいてあげてもいいかも。
それにしても、エグバート王の息子、本人が訴えるように、随分な仕打ちを受けてきましたよね。
全くもって、言う事全部正論でしたよ。
確かにあの父親はひどい!
もうね、あんな悲痛な面持ちで「オレを愛しているいるのか、オヤジ?!」って聞かれたら、嘘でもいいから「愛してるさ、息子!」って言って欲しかったわ。
それだけ酷いことをしてきたんだから、せめてねぇ・・。
次回はどんな展開になるのでしょうか。
この息子も気の毒なので、あまり酷い仕打ちをうけることがないといいんですけど・・。
それと、グロシーンはもう少し抑え目でお願いしたいところです・・。
次は19話のネタバレ感想です。
「ヴァイキング~海の覇者たち~」シーズン4第19話のネタバレ感想
はぁ、はぁ・・。
もう5分見るのにすっごい気力がいりますわ。
しんどすぎる・・。
いつグロシーンが飛び出すかわからない恐怖はゲーム・オブ・スローンズに匹敵するほどですね。
何度も言ってますけど、私グロシーンがダメなんです。
ウォーキングデッドはどんんだけぐちゃぐちゃでも全然平気なんですけど、人間が痛かったり苦しかったりするシーンがダメなんですね。
特に子供がそんな目にあったら、もう即そのドラマは見るのやめます・・。(なんて言いつつ結構見てるけど・・)
ウェセックスの面々
今回ヴァイキング達がイギリスのウェセックスに向けて攻め入ろうという場面ですけど、なぜか急にエグバート王の息子エセルウルフがキャラを変えてきました。
これまで屈折した怒りを抱えながら生きる若者っていう描き方だったのに、ここに来て、父の愛を求める息子になってみたり、はたまた、自分もすごくいい父親なところを見せてきたり・・。
なんだかちょっと好きになってきましたよ。
だって、妻の不貞でできたアセルスタンの息子に、「お前の父親は信仰心の篤いすばらしい男だった。だから誇りに思って、尊敬しなさい。」なんて言えます?
そんな息子も「あなたも父親として尊敬してる」なんて言っちゃう可愛い子ですよ。
もうね、これから残虐なヴァイキングがやってきて、やられちゃうかもしれない人たちをこんな風に描かれたら、もう怖くて怖くて見てられません!
それにエセルウルフやエグバート王にしたって、普通にやられるならいい方で、エラ王みたいな最期だったらと思うと、もう心配で見てられませんからね。
なので、まぁ次を見るのが怖い怖い・・。
とりあえずは、エセルウルフが軍を率いて戦いに向かっていましたが、どうか苦しい思いをせずに死ねますように・・。
なんて変な祈り方しちゃうし・・。
ラグナルの息子たち
一方のヴァイキング側ですけど、調子良さそうですね。
狡猾で策略家的要素がありそうなアイヴァーが、兄弟たちに戦い方の提案をします。
ビヨルン、体が大きくてまっすぐな青年と言う感じですけど、戦術家というタイプじゃないですよね。
アイヴァーの提案に神妙な面持ちで、
「それが上手く行ったら、グッドアイディアだということだし、失敗したら全滅だな・・」と普通のことを言っていたのがハマりました。
で、まぁ結果的には地形をよく心得た上で戦術を練っていたようで、面白いようにイギリス軍を追い詰めていきます。
エセルウルフも後がありません!
というところでまた次回~~!
はぁ・・、次の回見れるかな・・。
また戦闘シーンで痛そうなのが続くとしんどいですわ。
どうか、このウェセックスの家族がひどいことになりませんように。
特に息子たちにまで被害が及ぶことがありませんように・・。
その他のグロシーン
もうね、あれ誰でしたっけ?
今回、カテガットを襲った顔に傷がある人。
あの人、豚の丸焼き機で拷問にかけられてましたけど、もう見れませんでしたわ・・。
しかも、あんなひどい拷問を妻に見せるなんて!
もう、ラゲルサの突っ走り方にはついていけませんね。
「首謀者を話したら、助けてあげる。また彼女と暮らせるわよ。」
なんて言ってましたけど、既にあんだけ火傷してたらもう生きられるわけないわ!
で、肝心の首謀者のデンマーク王でしたっけ?あの兄弟(名前わからん)。
あの兄弟はイギリスに行ってるんですね。ということはラグナルの息子たちもいずれ裏切られて襲われるんでしょうかね。
今回はデンマークの姫(?)が自分でなくて、首長と結婚したことに腹を立てた兄弟の一人が、その旦那を思いっきり斧で頭をかち割るというショッキングなころし方をして、その復讐を果たそうとした姫も兄弟のもう一人にころされる・・。
というなんとも救いのないエピソードもありました・・。
あの美しい姫のなんという運のなさ・・。可哀そうでした。
あとビヨルンの妻もやられてましたね。
死んでるのかと思いきや、瞬きしてたので一応生きてるようですけど、あんなに矢が刺さってたらもう死んでる方が救いです。
いつも思うんですけど、ああして母親が死んでしまったら残った子供たちはどうなるんでしょうか。
なんともやりきれないですね。
ということで、以上、今回も濃厚で見るのが大変な回でした。
次回は見れるのかな。。
ちょっと怖いけど、たぶん見ちゃいます。
次は最終20話のネタバレ感想です。
「ヴァイキング~海の覇者たち~」シーズン4第20(最終)話のネタバレ感想
なんだかんだ気になって、さっそく最終話見ちゃいました。
まずは前回お預けだった大決戦ですが、エセルウルフも含めて主要キャラは一切怪我もなく、残酷描写もあまりなく(全部見れなかったのでわかりませんけど。)想定通りイギリス軍が敗れたっていうことで終わってくれました。
はぁ、よかった~。
しかもエセルウルフ、他の兵たちに「命を大事にしろ!」とか言いながら逃げちゃいましたね。
いや、逃げて正解なんですけどね。
エグバート王の生死はいかに
そして、一人残って死を迎えるというエグバート王だけを残し、家族を連れて逃げることにしました。
助かった~~。
これで息子たちは大丈夫そうね。
エセルウルフも見つからなければ今のところは逃げ切れそう。
どさくさに紛れて念願の王にもなったし、これからは王としてウェセックスを立て直していくんでしょうか。
そしてエグバート王は、「王として正式な土地の譲渡書を書くので死に方を選ばせて欲しい」というウソの提案がビヨルンに受け入れられたので、大好きな温泉に入りながら死ぬことになりました。
にしても、最後自分で腕を切るシーンは痛そうだった~!
もっと手首を一気にガッと切って終わるのかと思いきや、あんな感じでやるなら自害の意味ない気もするけど。
でもまぁ、大好きな温泉での最期なので、血のワシよりはよかったですね。
とりあえずホッとしました。
救いのない話
あとは、また嫌~なエピソードがありましたね。
スペインの女の子を連れてきて自分の娘にしようとしてたヘルガがコロされちゃいました。
ヘルガ、かなりおかしかったですもんね。
それにしても、あの女の子の最期は悲し過ぎ!
もうそのシーンも見れませんでしたけど、ひどすぎでしょ。いくらなんでも・・。
そして、最愛の妻を失ったフロキもラグナル同様、生気のない人になっちゃうんですね。
それにしても、二人の娘が病死したことも含めて救いがなさすぎだわ。
なんか人生ってしんどいなぁ‥って、しみじみ。
大体、ノルウェーでしたっけ、ここ。
もう寒そうで寒そうで、それだけでも十分厳しい人生だなぁ・・。
作物もよく育たないそうだし、日照時間だって短いでしょうから、ヘルガじゃなくても鬱にもなりますよね。
なんか話がそれましたけど、そんなところですかね。
アイヴァーも終わってる・・
あ、もう一つ嫌なエピソードが・・。
アイヴァー、前から予感はしてましたが、ついに癇癪を起して兄弟の一人をコロしちゃいましたね。
以前から度々喧嘩してた、そりの合わなかったシグルス。
アイヴァーの人格をわかってはいても、実際に自分の兄弟にああして斧を投げてまうって相当壊れてるなぁ・・と衝撃。
そういう意味ではビヨルンが一番真っ当なのかな。
そのビヨルンは地中海に興味があるらしく、そっちに旅立ちたいようですね。
最後に登場したのが
ジョナサン・リース・マイヤーズ来た~!
また人格ぶっ壊れてそうな聖職者って感じですけど。
イギリス人という設定みたいですね。
彼がシーズン5の台風の目となるのでしょうか?
「ヴァイキング~海の覇者たち~」シーズン4まとめ
さて、今回でシーズン4の後半も終了~。
中盤でラグナルが死んじゃってからは、どうやってこのドラマを展開するのか心配でしたけど、「この人!」という主役的キャラがいなくても、残虐シーンやショッキングなエピソードで目を釘付けにする力づく戦法で引っ張ってきた感じですかね。
ラゲルサもビヨルンもアイヴァーも、フランスのロロも、イギリスのエセルウルフも、いま一つラグナルのようには共感できないんですけど(ラグナルも最後の方はギリギリだったわ)、ここにジョナサン・リース・マイヤーズが加入して、さらに過激な群像劇として盛り上げていって欲しいですね。
シーズン5に期待です!