「HOMELAND/ホームランド」シーズン7全話のアニスのネタバレ感想です。
正直それほど楽しみだった訳でもないので、「あ、もうシーズン7??」くらいの感覚で見始めましたけど、うーん、やっぱり何か物足りないなぁ。
これまでなんだかんだキャリーの恋愛模様が楽しみだったので、それが完全になくなると寂しいですね。
シーズン1みたいに、ものすごいショッキングで興味深い設定でもない限り、これまでの視聴者を繋ぎ止めるのは難しそうかな。
ホームランドは確かシーズン8での終了が決定していると何かの記事で読みましたけど、確かにもう終わりが見えてる感がありますね。
シーズン1~3くらいまではエミー賞の常連だったのに、この数年はちょっと寂しいし、なんといってもダントツ人気キャラのクインをころしちゃったしなぁ・・。
あれは失敗でしょう。(←クインファン)
確かに、テロを企てたブロディを生かしておくわけにはいかなかったという理由でシーズン3でああいう結果になったのは理解できますけど、クインはそういう面ではころす必要なかった人ですからね。
ハンデを抱えてもキャリーの支えで立ち上がって行く彼の姿を見てみたかった気もします。
ただなぁ、「キャリーの支えで・・」と書いてはみたものの、キャリーってそういうタイプじゃないのが問題だったのよね。
アストリッドみたいに包み込むように共感しながら絆を深めて行くタイプの女性じゃないからね。
そこら辺は完全に「男」だからなぁ・・。
【ご留意ください】
当ブログは個人が趣味で書いているもので、夜遅くにウトウトしながら感じたままの感想を綴っています。そのため稚拙な文章、品のない物言い、勘違い解釈、天然ボケなどで皆様をご不快にさせてしまうこともあるかもしれません。(その場合は申し訳ございません。)
その点を含めてお許し頂ける方のみ読み進めて頂けましたら幸いです。
また衝撃ネタバレに関してはそのエピソード分の始めに持ってくることもあるのでご注意ください。(内容を順番に書くわけではありません)
「ホームランド」シーズン7第1話のネタバレ感想
出だしから特攻し過ぎなキャリー
今回も大統領に憤るキャリーがまた勇み足で失敗しちゃいましたね。
身元を明かしたくない情報提供者に無理強いする形で議員と会わせようとし、最後は完全に怒らせてしまいました。
あぁ、またそのパターンか~。
キャリー、思いっきり吹っ飛ばされてましたけど、こんなことじゃ懲りないんでしょうね。
「どうせ出世なんてない!」なんて余計なことまで言って既に怒らせてましたからね。
えっと、ダンテって呼んでましたね。
カブールでアブ・ラミを捕らえるためのミッションで一緒だったそうで・・、うーん、アブ・ラミってそういえばいたかなぁ・・。
私はもう全く記憶が呼び起こせませんけど、でもこの彼自身は今回が初登場ですよね?
最近「ザ・ミスト」でマッチョなお父さん役やっていたモーガン・スペクターですけど、彼はこういう知的な役の方がしっくり来ますね。
よく見りゃ結構イケメンだし、今後はキャリーのパートナー的存在として活躍しそうですね。(もうこの際、恋愛関係はいらないかもだけど。)
イケメン新キャラは絶対必要だって思ってましたけど、彼になるのかな?(クインには遠く及ばないけどね・・)
またそっち方面いきますか・・
そんな感じで様子のおかしいキャリーですけど、お姉さんに、「ちゃんと治療してるのか?躁が始まってるんじゃないの?」と言われてましたね。
薬は飲んでるようですけど、500万近い借金をカードでしていることも、そのせいではないか・・と指摘されてました。お姉さんて医者でしたよね。
キャリーが登場するシーンではルームランナーで凄い形相で走ってましたよね。
目玉が飛び出そうで確かに普通でないものも感じたし、その辺が今後も問題になってくるんでしょうか?
確かにキャリーといえば序盤のシーズンでは二極性障害の病気がクローズアップされてましたけど、最近はフラニーもいる責任感からか、しっかり薬を飲んで割と安定しているように見えましたよね。
シーズン7で、またそこ行きますか・・?と、ちょっと思う部分もありますね・・。
キャリーが事件の謎を究明する時なんかは、この薬を断って脳をキレキレにさせる!という無謀な奥の手がありますからね。今回も事件が佳境になった時には、またやるのでしょうか?
マクレンドン中将が消される
大統領が「絶対死刑!!」と声高に死刑を求めていたものの、結局は終身刑という判決を受けたマクレンドンですけど、あのシーンは怖かったですねぇ・・。
ゆっくり、ゆっくり服を脱いで、これから何が起こるのか・・??とこちらにストレス負荷をかけたところで、「うう・・」っと呻き出し、倒れ込んで死んでしましました。
看守側の人間が毒を仕込んでいたようですけど、大統領からの秘密命令なのか・・。または大統領を陥れたい側の策略なのか・・。
マクレンドン役の人がご存知「プリズン・ブレイク」のティーバックなんで、いつニヤっとして看守たちをやっつけるのか・・?とドキドキしながら見守りましたけど、逆にやられてしまいました。
でも、毒で死んでいく様子がパターン化してない演技で迫力ありましたね~。マクレンドンの意地を感じました。
ソールが国家安全保障のアドバイザーに?
キャリーが奮闘するも空しく失敗に終わった「市民権迫害」に対する抵抗ですけど、どうやらソールの鶴の一声で彼らの解放が実現しそうですね。
大統領もかなり困窮した立場に追いやられてますからね。(本人自覚ないかもだけど)
ソールを味方につけて、今後どう変わっていくのかな?
それから、逃亡を続けながらも声を上げ続けているオキーフですが、謎の団体に保護されてましたね。
あの人たち、誰なんでしょう?
素直に保護されちゃって大丈夫なの?
そうそう、マックスもいつも通り地味に登場して、地味に活躍してましたね。
なんでキャリーなんかのために毎回危険を冒すのかが分かりませんけど、これからもマックスには登場し続けて欲しいですね。
そして、たまには派手な見せ場も作ってあげて欲しいわ。
1話の感想はそんなところでしょうか。
やっぱりまとめてみても物足りないですね~。
だって、画面に映るだけで心ときめくキャラがいないんですもん。
キャリーはますますお顔が怖くなってるし、あとはオジサンかオバサンばっかり・・。
もう少し華のある人達が出てくれないと、ますます地味~で渋~いドラマになって行きそうですね。
次は第2話のネタバレ感想です。
「ホームランド」シーズン7第2話のネタバレ感想
うわ、今回はちょっと笑っちゃいましたね。
ホームランド的な面白さはまだ助走の段階でしょうけど、キャリーのセクシィ~なサービスシーンもあって(←って、セクシーだった?)、その後は驚きの豹変ぶりで楽しませてくれました。
探し方が雑なキャリー
大統領首席補佐官ウェリントン宅に仕掛けた隠しカメラに映っていた怪しい女の正体を知ろうと、なぜか4チャンネルに投稿して探すことに。
あんなサイトに顔出す人たちが知ってるんでしょうかね?
翌日、「女を知っている」と偽る返信に添付されていたウィルス付きファイルを開けてしまい、まんまとハッカーに引っかかってしまったキャリー・・。
ウイルスの解除に約50万円を要求され、怒り心頭。
慌ててマックスを呼ぶも、暗号が複雑でマックスもお手上げ・・。
「俺、8万くらいなら持ってるけど・・。」(それしか貯金ないんかい?!)と相変わらず友達想いなイイ奴ぶりでしたけど、直せないなら用はない・・とばかりにキャリーには相手にされませんでした。
その後、100万、200万と値上げが続き、追い詰められたキャリーは色仕掛作戦に切り替えることに。
これが嘘みたいに効果てきめん!おっぱい見せるハメにはなったものの、奴のアジトへの切符を手にしました。
そして、アジトで出て来たのは、これがまた想像通りのキモ男でぎょえ~!
始めはその気にさせておいて油断させ、その後は頭突きから一気に反撃開始!
隠し持っていた伸び~るこん棒で殴りまくり!
凄まじい勢いで奴をコテンパンにやっつけると「こっちはCAIだ、これ以上悪さしてみろ、ころしてやる!」と鬼の形相で脅しをかけ、振る上がる男に解除させることに成功。
あれ、本当に痛そうでしたね。
キャリーが腕を上にあげた時の二の腕の太さに驚きました。鍛えてますねー。さすが役作りを徹底するクレア・デインズ・・、説得力ありますよ。
薬が効かなくなったって?
精神科医のセラピーを受けている時に、「長年リチウムを摂取していると、効かなくなる人がいる」って医者が言っていましたけど、本当なんですかね?
通常血液検査でリチウムの値を計って薬の量を変えたりすると思うんですが、そんな突然効かなくなるなんてことがあるのかなぁ・・。
まだ序盤でこのピンチだと、これから事件が(まだどんな事件かも知らんけど)佳境に入っていくにつれ、キャリーの鬼の形相を見る機会が増えていきそうですね。
オキーフ問題にソールを送り込む大統領
それにしても、いつになったらコレという事件が起こるんでしょうかね、今回は。
シーズン6も始めの数話は静かでしたけど、でも衝撃のクイン再登場で盛り上がったので全く気になりませんでしたけど、今回はちょっと暇だなぁ・・。
マクレンドンの毒殺だけじゃ衝撃度的に足りないし・・。
大統領とオキーフのやり合いなんて、正直あんまり面白くないわ。
ここにソールが絡んでも地味なやり取りになりそうだしなぁ。
「一対一で話を付ける・・」とソールが地元警察を掛け合ってましたが、どうなるんでしょうか。
そもそも始めにオキーフが登場した時には、時期大統領の息子を陥れたりして「とんでもない奴だ!」という印象でしたけど、最近は大統領の暴走もあってか、結構まともなこと言ってるようにも聞こえて来ちゃいますね。
やっぱり、「ホームランド」ってキャリーに海外の危険な紛争地帯を飛び回ってもらってた方がスリルがあって面白いのかなぁ。。
でも、キャリーも今はフラニーがいるし、演じるクレア・デインズも子供を生んで、遠く離れた国で長期間の撮影・・というのも大変なんだろうな~。(←想像だけど)
とはいっても、さすがにそろそろ大きな動きがあると思いますよ!
このまま大統領ネタが続くのはちょっと退屈なので、そろそろ視点を変えたところがからの大きな事件が勃発してくれると期待してます!
と言う訳で、めっちゃ短めですけど、他に書くことも見つからないので2話の感想は、こんなところで失礼します・・。
次は第3話のネタバレ感想です。
「ホームランド」シーズン7第3話のネタバレ感想
いえ、ドラマにマライア・キャリーが登場する訳ではないんですけど、今日たまたまヤフーニュースで、「マライア 双極性障害を初告白」というニュースを目にしたのでちょっと触れてみました。
今回のシーズン7では、どうもキャリーのこの病気を再度クローズアップする雰囲気が漂ってますからね。
双極性障害には1型と2型があり、マライアは2型障害らしいです。
wikiを見ると2型の方はうつ状態と軽躁状態のみが認められる場合を指すらしいので、厳密にいえばキャリーの症状とは違うのかな・・と思います。(鬱を繰り返したり、突然軽躁状態になったりするそう。)
一方のキャリーは症状のない寛解期を挟みながら、数年おきに大きな躁状態を迎えているように見えますので、こちらは1型かと推測します。
ダンテの元妻も同じ病気だった
へ~・・。そんな偶然があるんですね。
でも確かに双極性障害って欧米人に多いという印象なんですよね。(あくまで私の体感です。海外に5年ほど住んでた時の。)
そしたらwikiにも書いてありました。日本人の生涯有病率が0.2%とかなり低いのに対し、アメリカではこれが4%。
えっと、ということは25人に1人の割合っていうことなので、やっぱり多いですよね。
それならダンテの元妻とキャリーが偶然同じ病気という設定もあり得そうです。
今シーズンのキャリーのお相手役ダンテですけど(ほくろがセクシー?)、この新事実で今後のキャリーの恋人候補への昇格が濃厚になってきた感じでしょうか?
元妻を語る時の口調が優しかったし、キャリーの症状への理解も深そうでした。
今後もし一生を共にしていく相手になるなら、彼以上の存在はないかもしれませんよね。・・ってそこまで考えるのは、まだちょっと早いかな・?
キャリーにキツイこと言いながら、結局は彼女の勘が正しいことを感じて謎の女の件もちゃんと調べていたようでした。
その大統領首席補佐官のウェリントン宅にいた女はシモーンという名前で、前日に違反切符を切られていたらしい・・とか言ってましたね。
それがどう関係してくるのか不明ですけど、とりあえず、この背景にはウェリントンがいるのでしょうか。
キャリーは何をやってるの??
それにしても、今回のキャリーは失態続きですね。
問題を起こして子供を取られてしまう~・・!という泣き顔は以前にも見たことがあるし、パターン的に前回と同じなので、もう少しひねって欲しいところです。
そんなことより、事件、事件!来ないなぁ・・。
いつまでこんな感じで続くんでしょうか・・。
マクレンドン殺害は地味だし、たぶん犯人もウェリントンなんでしょ?
確かにこれが現実世界なら大それた話しだけど、でもドラマとしては地味ですよね。
もう少し衝撃的で大きな事件がないと、キャリーの活躍にもワクワクできそうにないかも。
やっぱりシーズン1~3の、あの緊迫感が足りない気がするなぁ・・。
ソールとオキーフの対決
やっぱり想像通り面白くなかったわ。
見応えのある駆け引きやギリギリの交渉があった訳でもなく、ただ単に銃が多い方が勝ちっていうだけで、なんだ~ってガッカリ。
オキーフは今後もあそこで立てこもって行くんでしょうかね。
もう別にいいじゃん。You tubeで好きなように言わせとけば。
オキーフ本人が言ってたように、大統領にはもっと大事な問題がいくらでもあるでしょうにね・・。
ウェリントンが大統領を出し抜く
軍撤退が目標のキーン大統領が、「シリアに向かうアサド軍輸送車を攻撃はしない!」とあれだけハッキリ却下したというのに、ウェリントンが隠れて大将に電話しGOサインを出していました。
大統領に知らせず嘘をつき、軍事攻撃を命令するとなったら、相当な罪に問われそうですけど、大丈夫なんですかね?それこそ反逆罪とかもあり得るかも?
オキーフの件から世間の目をそらせる為らしいのですが、明日になればキーンにバレる嘘をなぜつくんでしょうかね?
政権の危機を前に、これしか方法がなかった!と説得する自信があるのか・・。
あの頑固者キーンが、本当にそうだったわね~。なんて言うとも思えませんけどね。
はぁ、でもそこはどうでもいいいや。
とりあえず、もう少し大きな動きでハラハラさせてくださいな!
次は第4話と5話のネタバレ感想です。
「ホームランド」シーズン7第4話と5話のネタバレ感想
ほら、以前からずっと言ってたじゃないですか。
最近の「ホームランド」はジイとバアばっかりでキャラの平均年齢高すぎ!!若いイケメン必要でしょ~って。
今回、そんな要望に応えようとしてか、ちょっと強引な方法で若い衆をぶっこんできましたよ!
まぁ、正直そんなにイケメンって感じの人はいませんでしたけど、(今回はダンテがキャリー譲のお相手ですからね・・。ダンテよりイケてたらアウトでしょ。)若い男が出てるだけで大分雰囲気変わりますね。
ではまず4話で起きた、いや~な事件の方から・・。
ついに起きた武力衝突!
オキーフを巡る騒動で、最悪のシナリオが現実に・・!
銃を持って民家に立てこもる住民達と、体制側がついに武力衝突を起こしてしまいました!
あぁ、なんてこと・・!!
あんなしょうもないオキーフの為に、大勢が犠牲になってしまった・・!しかも子供が3人もだなんて!
許せない!!!オキーフ野郎!
大体、あの血の気の多い男たちは一体何なのよ?!戦闘ごっこがしたくて仕方ないマッドマックスな男たちもアホなら、FBI側のボスもアホでしょ!
これで犠牲になるのは、女子供ですよ!
もうこのエピソードは全部が最悪で気分悪かったです。
16歳の男の子が撃たれて病院運ばれて、デマを流されて、父親が逆上して人質になっていたFBIの男を射殺。その後の流れも全部最悪・・。
「ホームランド」ねぇ、いくら衝撃事件が必要って言っても、こういう不条理な事件を山場にするのはやめてくださいな。
やっぱり国内政治のゴタゴタは面白くないし、危機感ないし、こうした血の流し方は無意味で見ていて不愉快ですわ。
5話で起きた小さな奇跡
大統領の依頼で、犠牲になったFBI側の奥さんが地元で催される追悼集会に参加することを決意。
「帰れ~!」という非難が渦巻く中、一番の犠牲者である、あの民家の奥さんが立ち上がり、彼女の手を取って隣に座らせます。
一堂が静まり返る教会。誰も文句は言えません。
これをテレビで見ている大統領が鼻高々でちょっとイラっとしました。
でも、これってどういうメッセージなんでしょうかね。
血の気の多い男達がアホに描かれる一方で、女達は健気に平和を求めて結託する、ってこと?
今回は女性大統領だし、そこを描いていきたいのかしら。
なんだかちょっと安易な気もするのでもう少し捻って欲しいけど、今後どんな風に展開していくのでしょうか・・。
フェイクニュースに絡んでロシアも出て来たので、もう少し話が広がるかな・・?
キャリーの昔の仲間ってどんだけ~?
ホクロがセクシーなダンテも「昔の仲間」っていう設定での登場でしたよね。
今回ずいぶん大勢、「昔の仲間」を登場させてましたけど、唐突過ぎてちょっと違和感だわ。
キャリーを6年も見続けて来たのに、ここにきてこんなに頼れる仲間がいたなんて初耳だし。
中には以前キャリーと不倫関係にあったなんていう男も登場してましたけど、もう適当過ぎて笑っちゃうわ。
だって、キャリーって友達はマックスだけじゃなかったの?
そうそう、薬を入手してた男も「昔の仲間」らしいですけど、便利だなぁ、「昔の仲間」。
ちなみにアントン役のジェームズ・ダーシーは若く見えるけど今年で42歳。結構映画やドラマに出てるイギリスの俳優さんです。
最近では、「ブロード・チャーチ」のS2や映画「ダンケルク」にも出ていました。
で、「昔の仲間」で即席チームを作って、マクレンドンの事件をウェリントンに繋げようと、謎の女シモーヌに作戦を仕掛けていました。
なんだか、この作戦も単純であんまりドキドキしませんでしたね。
これまで海外の様々な危険区域でギリギリの作戦を遂行してきたドラマが急にシーズン1の初歩に帰ってしまった感じですわ・・。
盗聴器をシモーヌのカバンにポイっと入れただけでキャリーはダンテに褒められてるし、「え?そこが見せ場??」ってガクッと来るし。
なんだんだろー、「ホームランド」、脚本家が変わったの?
え!?盗聴器いらないやん!
その肝心の盗聴器ですけど、一つ目は故障(←そんなことあるの?)二つ目はシモーヌがバッグをタクシーに忘れた為(←そんなこともある?やり手の工作員なのでは?)結局シモーヌとウェリントンの会話を盗聴することができずに作戦終了・・。
悔しがるキャリー。
なのに家に帰るとさっそくマックスのところへ。
たった今襲われた事実をおくびにも出さず、ウェリントンとセックスし出すシモーヌに愕然。
ん?ウェリントンが背後にいたんじゃないのね。
っていうか、カメラあるなら盗聴器要らないやん!
まぁ、マックスが大統領補佐官の自宅にカメラを仕掛けたという事実を公にできない、という事情はあるにしても、盗撮カメラも盗聴器も大差ないでしょうに・・。よく分からないなぁ・・。
さてさて、今後どうやってシモーヌを追い詰めて行くんでしょうか。ウェリントンは本当に何も関与していないのか。
キーン政権は安定するのか。
あの「昔の仲間」ボーイズはまた再登場するのか・・?!
どれもあんまり興味ないので、それほど盛り上がりはないのですが、今後も見続けて行きたいと思います。
あ、キャリーとダンテの恋の行方だけは気になる~!!
次は第6、7、8話のネタバレ感想です。
「ホームランド」シーズン7第6、7、8話のネタバレ感想
なんだか地味な展開が続くホームランド7ですが、それでも8話まで来てようやく面白くなったかなぁ・・という感じです。
ダンテが国を裏切った反逆者かもしれない・・という辺りから少しエンジンがかかってきましたが、果たしてキャリーとの直接対決はどうだったのでしょうか?!
やっぱりダンテともそうなった!
今シーズンの”お相手”ダンテとも危ういセクシー関係になりましたね!
キャリーは自分を女としてアピールする時はやたらと髪をかき上げるらしく、今回もそれでダンテをその気にさせてしまいました。
顔が年々怖くなり、ギスギス感も増してセクシーアピールが全くこちらには伝わって来ませんが、それでもまだイケるんですね。
ダンテの元妻の方が全然魅力的だけどなぁ・・。(キャリー、なんかカメレオンみたいな顔になってきた・・。)
お互いの思惑を隠しながらのセックスシーンもいい感じでしたけど、ダンテのいい体に大胆に入っていた刺青にはギョッとしました!やるじゃーん、真面目そうに見えてたのに!
ただなぁキャリーがギスギスで・・。あ、もういいですかね。
そして、最高潮に盛り上がっている最中、空気の読めないソール部隊が突入してしまいました。
ダンテを落とせるか!?
ここが一番ワクワクしました!
キャリーがソールに、「私にやらせて、落とす自信がある。私が一番彼を知っている!」と掛け合い、なんとかそのチャンスを手に入れたキャリー。
この直接対決はその昔、ブロディをCAIで落として自供を促した時のあのシーンを彷彿としませんでした?あれは物凄い緊張感が爆発したシーンでしたよね。
さてさて、今回もつい昨夜セックスしたばかりの男を相手に、キャリーは鼻の穴を膨らませて挑みましたけど、うーん、どうもいまひとつ・・。
泣き落とし的な手法も使ってましたけど、なんだか安っぽい感じで空振りに終わり、ダンテはそっぽを向いたまま弁護士を要求。
くっそ~~・・!とCIA魂に火が付いた状態のキャリーは、昨晩からショック状態の娘のことなどお構いなしで、ダンテを落とす手立てを考えます。
そして、気を取り直し「私に考えがある」と用いた手法がまた凄かった!!!
毒ですよ!毒!
うーん、そこは心理戦で落として欲しかったのになぁ・・。毒かよ~。
しかも、似た症状が出る薬か何かかと思ってたら、なんと本物の毒だったもんで、ダンテは本当に心臓止まっちゃったし!
怖いわ~。キャリー。裏切られていたとはいえ、昔の仲間にそこまでするのね。
ソールもよく許したもんだわ・・。
シモーヌはウルバリンの女だった!
同時進行で「バックアップ対策」と称して大統領とウェリントンがロシア大使館に脅しをかけていましたけど、これが予想以上に効いてしまって失敗でしたね。
(ソールに相談してからにして~)
あの、ロシアの秘密組織の男が名前わからないので、この際ウルバリンと呼ばせて頂きますけど、あの男がシモーヌを隠れ家から連れ出してしまいました。
で、驚いたのがシモーヌがウルバリンの女だったこと!
へぇ~、あんまり綺麗じゃないけど、優秀なんですかね?あのスパイの彼女は。
フランス語訛りの英語はわざとらしかったけど、ウェリントンは完全にハニートラップにかかってしまいましたからね。
そして、シモーヌに逃げられたため、ロシア絡みの陰謀を証明する人間がダンテだけになってしまった!
心臓が止まる寸前に「毒だ!マクレンドンをころすのに使ったとシモーヌが言っていた」と漏らしたことが証拠になるそうです。
え?!毒を盛っておいて吐かせたことが証拠として採用できるの?と驚きましたけど、この場合はいいんでしょうか?
ほら、よく捜査の過程に違法捜査があると、それで得た証拠が裁判で使えなくなるとかいうじゃないですか。
いくら国家危機に瀕した緊急事態とはいえ、毒使うのも拷問にあたりそうだけど、いいのかなぁ・・。
とりあえずはこのダンテが大事な証人になりそうなので、絶対生きていてもらわないといけないらしく、キャリーも心配な様子でした。
フラニーは姉に任せた方が・・
子供は親に育てられるのが一番だとは思いますけど、あの様子を見ているとお姉さん家族に正式に迎えられた方が幸せに成長できるような気がしてきましたね。
もう既にそういう家族関係が出来上がっているというのが大きいし、従姉妹とも仲がいいしね。
あの家庭で安心して暮らすことができるなら、無理して不安定なキャリーが意地を張って一人で育てて行く必要もないような。
キャリーが一緒に住むか近くに住むかして、日常的にフラニーと関わっていけるならそれが一番いいのかも。
相変わらずキャリーに冷たいソール
ソールってなんでキャリーに対して厳しいんですかね?
昔からあれだけ信頼し合って大事な任務をこなしてきたというのに、急に冷たくなったりしますよね。
ソールってだから好きになれないんですよ。
シーズン5でキャリーが命を狙われてソールに助けを求めた時があったじゃないですか。
あの時も親身になっては助けてくれなかったし、自分はハニートラップにかかって女にウツツを抜かしていたというのに、キャリーにはいつも厳しくて上から目線なんですよね。
娘のような愛情が湧いてもよさそうだけど、全然それが感じられない。
逆にキャリーはソールが誘拐された時には必死に救出したし、いつも絶対の信頼を寄せているのに・・。
今回もダンテの存在自体もキャリーから聞いたというのに、彼女は蚊帳の外でマックスだけ引き抜いて自分のミッションにしようとするしさ。
過去にあれだけの結果を出してきたキャリーをなぜ評価しないのか・・。数々の実績をすぐ近くで見て来たのはソール本人ですよ。
彼女のメンタルに問題があるにしても、少し理解できませんね。
あと4話!
なんだか、大統領とウェリントンのコンビが段々アホに見えてきましたね・・。
もう何もやらずに政権交代した方がいいような気も・・。
保身に忙しそうですけど、ちゃんと他の仕事もしてるのかなぁ?
と言う訳で、シーズン7も残りあと4話!
もう一つくらい大きく盛り上がる事件が欲しいところですけど、この先期待できるんでしょうか?!最後にホームランドの意地を見せて欲しいところです!
次は最終12話まで見たネタバレ感想です。
「ホームランド」シーズン7最終12話まで見たネタバレ感想
いよいよ最終回を迎えた「ホームランド」のシーズン7ですが、ラストに向けどう盛り上がって行くのでしょうか!
うーん・・、最後に解放されたキャリーはヘロヘロになってましたね。ソールのことも分からないようだったし、あのギョロ目はすごかった。例によって完全に女を捨ててたわ。
それにしても、二極性障害にも色々あるとは思いますが、薬(リチウム)を飲まないだけで、あんな風になるのかなぁ・・。
まぁ、ドラマなので極端な描き方をしてるんでしょうかね。
では、最後の数話を振り返ってみたいと思います!
ダンテ死んじゃった
やっぱり、これは予想通り。
カマキリ女キャリーと交尾した男はみんな死んでしまうのです・・。(あ、クインはしてないけど・・)
可哀そうなダンテはなんと毒を盛られ心臓停止して病院へ搬送。なんとか生き延びたものの、ロシアのウルヴァリンに窒息させられ死んでしまいました・・。
あの瞬間、キャリーに助けを求めたのはどうしてだろ。
最後に一縷の望みに賭けたのか、死ぬと分かっていても奴が来たことを知らせたかったのか。
ダンテを演じたモーガン・スペクターは好印象だったけど、もう一つでしたね。
いい奴なのか、悪い奴なのかの内面描写が中途半端で、見ているこちらも憎んでいいんだか、同情していいんだか微妙だった。
知的な正統派の雰囲気が漂い過ぎて、鬱屈したダークな部分があんまり感じられなかったわ。(あのムスっとした顔は可愛かったけど。)
例えばペイリー議員役のディラン・ベイカーなんてやっぱり熟練の役者で上手かったですよね。
都合のいい正義を振り回しておきながら、自分の身が危うい場面では身を挺すほどの勇気はない卑怯者を絶妙に演じていました。
あ、そうそう、副大統領役のボー・ブリッジズも良かったですね~。
有名な映画俳優なので、ただのお飾り副大統領役には終わらないだろうと思っていたら案の定、しっかり見せ場が用意してありました。
やっぱり「ホームランド」はソール役のマンディ・パティンキン始め、熟練のオヤジ達がクオリティの高い世界を作ってるんですよね。
ただなぁ、キャリー役のクレア・デインズは顔が崩壊寸前なのが残念なのと、あの精神疾患を表現する大仰な演技が少し浮いてきちゃった感じですかね・・。
シーズン1みたいにドラマ自体に力強さと緊張感がある時ならそれでよかったんですけど、今の感じだとやり過ぎに思えてきちゃう。
いまさらシーズン7でまたそこ行く?・・という気もするし。
それからクインが抜けた後はやっぱり若手が弱いですよね。
マックスは最高だけど、他にイケメンで存在感のあるメンズが必要だろうなぁ・・。
シーズン8は大丈夫かな・・。
キャリー、娘を手放し、自分らしく生きる道を選ぶ
これはこれで良かったですよね。
キャリーは結局あの生き方しかできない女性だし、子供のために方向展開しようとしても結局できなかったんですもんね。
母親として辛く悲しい決断ですけど、赤ちゃんの時から叔母に育てられてきたフラニーにとっては自然な形で安定した家庭を得られるし、それが何よりだわ。
ただ、2週に一度の面会を姉に許してもらったというのに、その直後に7か月ロシアに拘束されるって・・。キャリーの選んだ世界は壮絶だわぁ・・。
ロシア怖い~!
凄いですね~、ロシア!
たった一人の高官(ヤクーシン)の懐事情が危うくなっただけで、軍隊みたいのがどわ~っと出動してましたよ!
GRUに乗り込み暴れまくってましたけど、本当にあんな国なんでしょうか。
あの緊急事態の最中にいて、「あなたも消されるわよ!」と怖い顔のキャリーに脅されたらさすがのシモーヌも震え上がりますよね。
可哀そうにウルヴァリン・・。愛していた女にサクッと逃げられてしまいました。
それにシモーヌに成りすましたキャリーの捜索も怖かった!
キャリーを見つけた途端、ウルヴァリンは完全に殴ってるし・・。(キャリー、いつも思うけど黒のカツラが似合わないなぁ・・。)
これじゃ拘束された後には一体どんな拷問が待っているの?!と一瞬焦りましたけど、さすがに国際法違反になるだろうし、いまどき拷問なんてできないのでしょうかね。
キャリーの薬を取り上げる・・という地味な方法で彼女を追い詰めるようでした。
キャリーも色仕掛けで世話役の男を操ろうとしてましたけど、見事失敗。
うーん、そもそもセクシー路線じゃないしなぁ・・。
大統領は辞任を決意
もう、いったい何なのよー!
と突っ込みを入れたくなるほど、気がコロコロ変わる大統領ですね。
まぁ、最後はたまたま正解のところに着地したから良かったけど、あんな不安定なオバサンが大統領では国民も安心していられませんて。
とりあえずはハッピー・エンディングってことでシーズン7の締めはいいのでしょうか。
ホームランド大丈夫か??
でもなぁ・・。
今シーズンはあんまり面白くなかったかも。
普通のドラマに比べたらもちろんクオリティは高いけど、これまでの「ホームランド」と比べるとやっぱり物足りなかったかな。
クインのような魅力的なキャラが抜けた後の喪失感は大きいなぁ・・。
爺2号のダールは現在服役中で、今回はチラッと特別出演的な感じで顔を見せただけだったし、憎まれ役のダールもいないと何となく寂しいですよね。
それと、今シーズンがもう一つ盛り上がれなかった決定的な理由はズバリ、エリザベス・キーンというキャラのカリスマと魅力不足だったと思います。
だって普通にムカつくんだもん、彼女。
独善的でヒステリーなうえに、寛容さに欠ける。
最後ペイリーに対して唾を吐きかける、とか下品だし、見ていて不快。
女性大統領が誕生したら、こんな感じ?と嫌なイメージを植えつけましたよね。
これがもし「24」に出てくるような、不運にも窮地に追いやられた「理想の大統領」だったとしたら、危険を顧みずにロシアに飛び込むキャリーたちの活躍の意義も大きくなってくるし、こちらも大いに盛り上がって応援できたんですけどね。
その根本の「大義」となる人が弱かった・・。
あとは、単純に顔が好きになれなかったわ、エリザベス・キーン・・。
【追記】
とはいえ、ソール役のマンディ・パティンキンがエミー賞2018の助演男優にノミネートされていましたので(受賞はならず)、ドラマ自体の評価もやはり高かったという事ですよね。
やっぱり私の期待値が高すぎるのかなぁ・・。
シーズン8はどうなる?
最終シーズンになる8ではあのヘロヘロキャリーがしっかりした療養期間を経て、復活してからのスタートになりそうですね。
ボー・ブリッジスの新大統領が見られるのかな?
正直、もう大統領を巡る政治話しは退屈なので、またキャリーには世界の危険地域で思いっきり派手に活躍して欲しいかな。
ただ、クレア・デインズも今2人目妊娠してるらしいし、その後の子育てを考えると、また国内での話になりそうだな。
そういえば、今シーズンになって突然現れた「キャリーチーム」のイケメンが生き残ってましたね。
特にアンソンはロシアでキャリーと逃げた後、車ごと突っ込んでましたけど捕まらなかったのかな?(その後、大統領と普通に握手してたけど)
あのイケメンチームとマックスとキャリーがいたら、またアメリカでどんな危機が迫っていようと戦えそうだわ。
それに官邸から支えるソールがいたら最強かな。
そんな感じで、シーズン8は「ホームランド」らしさ炸裂で、有終の美を飾って欲しいところです!
シーズン8はこちらです↓