Netflixの海外ドラマ「ザ・シューター/極大射程」シーズン2を最終回まで見ました。
ふぅ。。
シーズン2はこう終わりますか・・。
なにしろライアン様が足を骨折した為に、シーズン2は10話の予定を8話に変えた、という記事を目にしてかなり心配してました。
無理やり脚本変えて決着付けるのか、それとも脚本は変えず、撮影済みの8話分だけでブチっと終わるのか・・。
結果は後者でした。
ただ、8話で急に黒幕が暴かれたりしてましたので、少しでも最終回の雰囲気を出すためにボブ・リー以外のシーンは変えた可能性もありますね。
シーズン1は有名な原作小説があったので展開も早く、文句なしに面白かったですよね。
でも、シーズン2はオリジナル脚本です。(訂正:スティーブン・ハンターの「狩りの時」を基にしているそう。)
クオリティとスピード感を落とさず繋げられるのか・・。
視聴者のそんな心配を吹き飛ばすように、1話目は冒頭から派手に飛ばして来ました!
衝撃の襲撃事件から始まり、あれよあれよと昔の海兵隊仲間たちがコロされて行きます。
一体誰が、なぜ?!
おぉ~なかなかいい感じ~。
【ご留意ください】
当ブログは個人が趣味で書いているもので、夜遅くにウトウトしながら感じたままの感想を綴っています。そのため稚拙な文章、品のない物言い、勘違い解釈、天然ボケなどで皆様をご不快にさせてしまうこともあるかもしれません。(その場合は申し訳ございません。)
その点を含めてお許し頂ける方のみ読み進めて頂けましたら幸いです。
また衝撃ネタバレに関してはそのエピソード分の始めに持ってくることもあるのでご注意ください。(内容を順番に書くわけではありません)
「ザ・シューター」S2最終話まで見たネタバレ感想
アフガン時代のエピソード
その謎を解くために、海兵隊の仲間たちとのアフガン時代のエピソードが挿入されます。
お互い「ボーイズ、ボーイズ」呼び合ってますが、40過ぎのライアン様でも違和感ないですね。若い!イイ男!
こちらも緊張感があってなかなか見ごたえあり!
銃撃戦も派手にやってます。
CIAが麻薬の密売業をロシアから奪っていたという事実も描かれますが、当時からアイザックが指揮官として辛い立場に立たされ、厳しい選択を迫られていたのがわかります。
アイザック、本当は悪い奴じゃないのにね・・。
なんで前回は魔が差しちゃったんだろうね・・。
それにしても今シーズンのアイザックは、妻をコロされ怒りに燃えるランボー状態で、やたらめったら勇み足で撃ちまくってたなぁ・・。
過去エピでは兄弟のように深い絆で結ばれた仲間たちを描き、現在のエピではソロトフに一人ずつ無残にコロされて行くのを見るのはなんとも辛かったですが、このシークエンスで物語に緊張感が持続しました。
悪役はソロトフ
シーズン1では名前だけの存在だったソロトフが今回はがっちり敵として登場しました。
なかなかいい役者さんですね~。
まぶたの厚い眠そうな目が不気味です。
がに股なのが、日本人としてはちょっと親近感ですが、それ以外は恐ろしい悪役としてしっかりドラマを引き締めてます。
右腕の骨が飛び出すシーンにはギョッとしましたよ。
あれ、自分で引き出し使って治しちゃうって、怖すぎ!
私だったら痛みで気絶して、あとはもうなかったことにします・・。
PTSDに苦しむ妻
ジュリーとメアリーですけど、トラウマあるの当たり前でしょ!
最後にモーテル襲撃された時なんて、見てる方もトラウマになりそうな恐ろしい状況でしたから。
でも、銃って怖いですね。
セクハラ男にああして耳のそばで発砲するだけで、血が出ちゃうのね・・。知らなった。
逮捕されて、刑務所送りになったら大変!ということで、
許してもらうために、慌てて高価な銃を持ってセクハラ男の家に行ってましたけど、逆効果でした。
ジュリー、態度も悪かったしね。
それでも、ボブ・リーにそのことを責められるのはつらいですよね~。
前回の経験がトラウマになってる、って告白した時くらいは、そっと抱きしめて、
「大丈夫、俺がなんとかするから。ベイビー」って言って欲しいですよ。
ボブ・リー、メキシコ帰りで全身泥だらけでしたけど、話しくらいちゃんと聞いてあげて~!
それにしても、あれだけ危険が迫っているのにジュリーは逃げないのね。
子供の洗礼式なんてどうでもいいじゃない。死んでしまっては元も子もない!
結局、トラウマがあるんだかないんだかよくわからないですけど、今回は絶対に逃げない、と腹を決めたそうです。
中盤やっぱり少し中だるみ・・?
これは仕方ないですかね。
盛り上がりがいまいちな理由としては、
- 敵が誰か始めからなんとなくわかってる。(謎の組織なんでしょ)
- ソロトフも大体正体わかってる。(雇われてるんでしょ)
- 仲間はどんどんコロされて行くけど、ボブ・リーがコロされないのもわかってる。(主役だからね)
- アイザックも死なないのはなんとなくわかる。(準主役だからね)
- ソロトフにはボブ・リーの家族をコロす機会がいくらでもあるのに、なんだかんだ手は出さないのもわかってる(危険が迫るのは最後の最後)
- 最後に謎の組織とボスの正体が分かったところでインパクトなし。(誰その議員?)
こんなとこでしょうか?
途中、メキシコ行って、刑務所まで入ったりして頑張ってましたけどね。
にしても、随分気楽に行って帰って来てましたよね。
テキサスからメキシコって車でもやっぱり近いのかな・・。
でも妻からしたら、メキシコでコロし合いして、刑務所に入れられてた夫が泥だらけで普通に帰って来るっていうのも嫌だな~。
それで、セクハラ男のことで責められても説得力ないし・・。
8話では少し盛り上がりも
アトラスについて少し触れておきますと、謎の巨大組織でヘイズ上院議員ていうのがボスらしいです。
なんか急に出て来た人なので、ふーん、という感想しか持てませんが、ナディーンが付き合っていたハリスが秘書のようでしたよね。
ということは、ハリスは初めからその関係でナディーンに近づいた?
そして、ナディーンに本気になり始めたので、あえて離れた・・?
全然わかりませんけど、何か関係ないと話が続きませんよね。
それと本当~~~に余談なんですけど、このハリス役の人ジェシー・ブラッドフォードっていう役者さんなんですけど、その昔「わが街セントルイス」という映画に出てた天才子役だったんです。
お兄ちゃんの方
鼻の穴を膨らませる笑い方とか全然変わらずで、すぐに「あ!あの子だ!」と気が付きました。
髭の濃い小柄なおじさんになってたのが意外・・。
涙のちょちょ切れるいい映画で、当時は何度も見ちゃいました。(子役フリークだったので)
えっと話しを戻しますと、8話では、ついにソロトフとボブ・リーが対面しました!
ただ爆弾ベストを着ていたために、その場ではコロせず・・。
え、でもあれも頭撃ってしまえば即死でボタン押せないだろうし、コロせるのでは?
って思いましたけど、やっぱり最終決着は10話(それって来シーズンてこと?)までお預けみたいですね。
ボブ・リーが腰を撃たれてドクターソロトフの荒治療を受けてました。
うわ~、痛そう~!
バシン!、バシン!ってタッカーで傷口縫ってましたけど、あんなんで傷口閉じるの?
これで来シーズンの冒頭で、ライアン様が足の骨折でちょっと動きが悪くても、機敏に動けないのは腰撃たれたからですよ~っていう予防線のためかな?
って、考えすぎかな?
「ザ・シューター」S2の後のライアン様の怪我は・・
ちなみに骨折は撮影とは全く関係ないそうで、家族と過ごしていた日曜日に事故に巻き込まれたそうです。
早く良くなってシーズン3の撮影始められるといいですね!(←あると決めてる)
いや、事故にあって骨折して、これでシーズン3もなくなったら踏んだり蹴ったりでしょう。
ライアン様はプロデューサーも兼ねてますからね。
この「ザ・シューター」は今後も狙撃ヒーロー物として、どうにでも続けられそうな企画なので、ぜひ期待したいです!(←ただライアン様の筋肉が見たい)
それと、アイザックは引き続き出て欲しいけど、もうFBIのナディーンは無理に出さなくてもいい気がするなぁ・・。
次はシーズン3の第1話ですが、実質S2の最終話なのでこちらに追記します。
「ザ・シューター」実質S2の最終回のネタバレ感想(S3の第1話)
やってきました、Netflixの海外ドラマ「ザ・シューター/極大射程」シーズン3!
日々縮みつつある脳ではシーズン2で起きたことが遠い記憶の彼方へ消えていて、冒頭の「これまでは」の説明でも記憶はイマイチ蘇らず・・、結局S2の最終回を全部見直しました。
そうそう、元々全10話だったものを主役俳優ライアンが私生活で足を骨折した為に、急遽第8話を最終回に変更して無理やり終わったんですよね。
シーズン3はどんな風に繋げるのかしら・・と不安でしたが、S2で描けなかった最終回をそのまま1話に持ってきた感じで盛り上がりましたよ!
もちろん「クライマックス」と同時にシーズン3の新たな展開も絡めているので、そちらへの期待も感じられます!
棚から落ちてきたボブ・リーのパパ
全く気配のなかったところに突然現れたのは、ボブ・リーの子供時代にコロされたというパパ。(あんまり似てない。ママも。)
まさかのまさか、パパもアトラスに巻き込まれ被害に合っていたとは・・?!
親子2代で世界的な闇の巨大組織と戦うという・・、テキサスの田舎町で巻き起きるにはあまりに無理がありそうな設定で今回は幕を開けるようです。
それにしても、パパが撃たれるその瞬間を車の中で目撃していたとは、あまりに切ないボブ・リー少年の過去!
それに、射撃の基礎はパパに教わっていたのね。
今シーズンは父の恨みを晴らし、同時に幼い時から抱えて生きてきた罪悪感からも自己を解放させる・・というノスタルジー感漂う、自己再生的な内容になっていくのでしょうか?(深読みしすぎ?)
やった~!ソロトフをやっつけた!
長かったですね~!ソロトフとの闘い。
その割には、最後はあっさり素手での挌闘で勝負が付きました。
大量出血で瀕死のボブ・リーが右手の骨折もほぼ治りかけてる元気なソロトフを倒すという、若干無理のある決着でしたけど(もう少し知恵を使って欲しかった。)まぁ、ボブ・リーの気迫が勝ったということで良しとしましょう。
ソロトフ、ここで退場になるには惜しいほど雰囲気のある悪役でしたね。
昨今、本当に恐ろしい悪役キャラがなかなか出てこない中、彼は一級の悪役でした。
もう少しアトラスと奴との闘いも含めて、見ていきたかったキャラったかも。
散々利用されてきたアトラスへの復讐を果たせないまま死んじゃいました。
一つ気になったのが、なぜソロトフが少年ボブ・リーが父親の死の瞬間あそこにいたかを知っていたのか?・・大きな謎が残りました。
年齢的にはそんな爺さんでもなかったし、まさか父親を撃ったのがソロトフってことはないですよね。
誰かから聞いたのかな・・?
うっそ~!ヘイズの秘書ハリスがアトラスを知らなかった?!
これはどうなんでしょ。
少し前にナディーンと付き合っていたハリスがなんとヘイズの秘書で(そんな偶然あるか?)、しかもヘイズの正体を知らなかったってあり得ますかね?!
今回ナディーンに付いて行き、デニングの死体を目の前にしてショックで吐いてましたけど、あそこまで演技できるほどの男でもなさそうだし、本当に知らなかったんでしょうね。(そんな男を秘書にするヘイズ議員もどんなもんよ)
そうなってくると、今後またナディーンとの掛け合いが見れる可能性も?
そのうち復縁もあったりして・・。
あんまりお似合いには見えない2人ですけど、お笑い担当としてハリスには頑張って欲しい気もするし、邪魔な気もするなぁ・・。
え?アイザックはジュリーを連れて行くの?
プロのアイザックが危険なミッションにジュリーを連れて行くというのが理解不能でした。
だって、ヘイズの部下が危険すぎると嫌がるほどの相手をコロしに行くのに、なぜ素人を連れて行くかな?
いくら銃が撃てるといっても(下手らしいし)、ボブ・リーが一番守りたい人でしょ。
まぁ、結果的にはボブ・リーがソロトフをコロした直後に到着するので良かったんですけどね。
そして今回大した活躍の場がなかったアイザックはアトラスの台帳をサクッと自分の物にして立ち去っていきました。(ボブ・リーは全く執着がない様子。)
ナディーンとアイザックがついに組んだ!
ナディーンはFBIをやめて、アイザック達の秘密組織で働くことにしたそうです。
(あの怖いおばちゃんがいる組織でしたっけ。以前ナディーンを勧誘してましたもんね。)
2人で共謀してヘイズ議員をコロしてましたけど、そんなに簡単に始末しちゃっていいんでしょうかね?
だってヘイズが下っ端だとしても、ヤツを吐かせたら相当な情報が手に入りそうじゃないですか。
せめて上に繋がる名前なり何かを得てからやっても良かった気がしますけど、随分安易にコロしてしまいました。
ふーむ、こうして見ると、ナディーンはアイザックとお似合いだなぁ・・。(アイザックは前回妻をコロされ、今は一人身だし。)
そっちへシフトするとなると、残念だけどハリスはもう用済みかもなぁ・・。
最後、いかにもグローバル秘密組織の地下で働いている風の男が出てきましたね。(パソコンに世界地図があったし、いかにもだわ~。)
何かのミッションを遂行するようですが、一体何なのか?カードが要るんだってよ。
というわけで、今シーズンもお馴染みのメンバー健在でエキサイティングなドラマが見れそうですね!
突っ込みどころは多少ありますが、その辺は目をつぶって気楽に楽しみましょう!
次はシーズン3の感想です。↓