Netflixの海外ドラマ「ストレンジャーシングス 未知の世界」シーズン1を全話見たネタバレ感想です。(登場人物紹介まではネタバレなし。)
ネットフリックに加入してまず見るべきはこの「ストレンジャー・シングス」でしょう!
S3まで出た現在においても質、人気共に落とすことなく、Netflixの看板ドラマとして堂々1位をキープしてます。
★では、ここからは視聴当時の感想です★
お!ウィノーラ・ライダー出てるの?久しぶり~、あ!マシュー・モディーンも懐かしい!
ということで、テンション高めで見始めましたが、
出だしからおぉ~!!懐かしい~~!
なんと年代設定が80年代!
オープニングのネオンライトから、テクノポップ、そして少年たちの服装やら自転車やら、タイムスリップしたかのような徹底ぶりで80年代!です。
で、肝心のストーリーですが、これまたどっかで見たような懐かしい内容でして、
というか、
ん?これってETじゃん。ETいないけど・・。
【ご留意ください】
当ブログは個人が趣味で書いているもので、夜遅くにウトウトしながら感じたままの感想を綴っています。そのため稚拙な文章、品のない物言い、勘違い解釈、天然ボケなどで皆様をご不快にさせてしまうこともあるかもしれません。(その場合は申し訳ございません。)
その点を含めてお許し頂ける方のみ読み進めて頂けましたら幸いです。
また衝撃ネタバレに関してはそのエピソード分の始めに持ってくることもあるのでご注意ください。(内容を順番に書くわけではありません)
「ストレンジャー・シングス」シーズン1予告編とあらすじ
~あらすじ~
「少年たちが主人公で、4人のうちの1人がある日行方不明に。
母親は半狂乱になり、町中での一斉捜索が始まるが、そんな折、3人の少年たちは偶然森で謎の少女を発見する。
少年たちが家でかくまう事にしたこの少女は不思議な能力を持っていた・・。」
「ストレンジャー・シングス」登場人物とキャスト
主人公がこの少年たちなんですけど、これがみんな可愛い!
こんなキャラの濃い少年たちをどこで見つけて来た?と感心するくらいの粒ぞろいで最高!可愛くって笑えます。
左から、失踪したウィルに、主人公のマイク、友人のダスティン、ルーカスです。
冒頭で自転車に乗って家に帰るシーンとか、そのまんまETの自転車少年たちでしたね。
それから、ETではエリオット少年がETを部屋にかくまいますが、
このドラマでETに当たるのがこの超能力少女イレブン。
マイクが地下室にかくまいます。
超能力で玩具の宇宙船を宙に浮かべたりするんですけど、ETにもそういうシーンありましたよね。
この女の子も魅力的で、可愛いんですけど、生い立ちが可哀そう過ぎるのと、超能力を使ったときに必ず鼻血がでるのが見ていてつらいです・・。
そして、息子の失踪に我を失っていく母親ジョイス役に久しぶりのウィノーラ・ライダー!
万引き騒動から、しばらく姿を見かけませんでしたけど、こんなに可愛いおばちゃんになってた。
元気そうだし、完全に同年代としてはちょっと嬉しいです。
それと、彼女の息子で、ウィルのお兄ちゃん役ジョナサン。
この彼が味わい深くてなんともいい!
ちょっと始めはリバー・フェニックスぽいかなって思いましたが、弟のホワキン・フェニックスの方が雰囲気近いかも。
それとETファン(?)には欠かせないドリュー・バリモアちゃんの存在!
ちゃんとこのドラマにもいるんです!
左がETのドリューで、右がこのドラマのホリーちゃん。
主人公少年の妹という設定もそのまま同じで、顔から髪形までそっくり!
きゃー!可愛い~!!
あと、渋い警察署長のジムもなかなかいい仕事してます。
娘を亡くした悲しい過去あり。
登場人物はこんなところでしょうか。
このET的な内容に、スティーブン・キングっぽいホラー要素(そんなに怖くないけど)が加わって、何から何までどっかで見たような・・という展開の連続ですね。
政府の秘密施設があってそこから何かが・・というのはキングの「ザ・スタンド」っぽいし、少年たちが・・というのは「IT イット」っぽいし、超能力少女っていうのは「キャリー」っぽい。
やっぱり80年代テイストですね。
そんな感じでこれといった見新しさはないのですが、なぜ面白く見れるかというのは、ズバリキャストの魅力ですね。
ウィノーラ演じるジョイスはあれだけ髪ボサボサに半狂乱になってもやり過ぎ感がなく説得力があるので、
なんとかしてあげたい、助けてあげたいと素直に思えるお母ちゃんになってます。
彼女がこのドラマの芯としてしっかり引き締めているので、ただのパロディドラマになってませんね。
それに署長も、長男のジョナサンも哀愁漂ってて人間力あります。
それともちろん子役たちがすごい!
演技が自然で、スッと彼らの世界に入り込めるし、
歯抜け君なんて、コミックからそのまま飛び出してきたみたいな強烈キャラです。
ストーリーの方も、もちろんウィルの安否問題が一つあるので、こちらの関心を切らさず面白く見れます。
ただ、それでもどっかで見たような内容なんですよ。しつこいけど・・。
あと、この秘密施設で何してるかはバレバレなので、謎解き要素もないですね。
でも、なんだかんだ3話まではあっという間に見てしまったので、これからもこの調子でぐいぐい展開していって欲しいところです。
ここからはネタバレありの感想になります。
「ストレンジャー・シングス」シーズン1第1~3話のネタバレ感想・考察
ウィルが見つかった?!
・・と言っても、特にネタバレ感想書くほどの深い内容ではないですよね、まだ。
ただ3話で、ウィルの死体らしきものが湖から引き上げられてがっかりしてしまいました。
やっぱりウィルに関しては、嘘でも最後まで期待を持たせて欲しかった・・。
だって、ジョイスが「ウィルは生きてる!電球で会話ができる!」って本気で信じてましたけど、それが本当にしたって肉体がないのでは、ウィルが戻ってくる可能性はないですよね。
それこそ魂のレベルになっちゃう・・。
たとえ、イレブンや少年たちと無線で通信できたにしても、やっぱり悲しい。
お兄ちゃんの気持ちを考えるとさらにいたたまれないですね。
あのお母ちゃんを支えるために自分もバイトして、その留守の間に失踪した大事な弟がこんなことに・・。
あんなに可愛がってた弟なのに。
それと、お兄ちゃんはマイク姉のナンシーが好きなんですね。
それにしてもナンシー痩せすぎじゃ・・。どうしてあの金持ち坊やはナンシーがいいんだろ。
性格全然合ってないでしょ。
それからバーバラ!
みんな、彼女も探してあげて~!
あんな友達想いな彼女に何てことするの!
どうしてあの時家に帰らず、プールで佇んでいたんでしょうかね・・。手、痛かったでしょうに。
ただウィルに関して一つ希望があるのは、死体安置所でジョイスが「ウィルの生まれつきの痣を見せて」と言った後に、「あれはウィルじゃない!」って言い切ってたとこですかね。
でも、じゃあれは誰なのさ~、子供の死体の替え玉なんてないでしょ・・ってことになるので、ウィルがまた以前のような姿で見つかる希望はもうないかもですけどね。
それと、個人的にはイレブンが超能力を使う度に鼻血が出るのはやめて欲しいです・・。
ただでさえ可哀そうなのに、あれでは見るのが辛すぎる。
しかも、ドアを閉めるだけでも鼻の片穴から鼻血で、人をコロした時は両穴から鼻血で耳からも血が!!
ひゃー、やめてあげて~!
今後、秘密組織の悪人たちと戦う時になってマックス超能力を使ったら、その時はどうなっちゃうの?
怖すぎて見てられないわ。
あ、あとブレナー博士役のマシュー・モディーン!
やけにシュワシュワに皺だらけだなぁ・・と思ったら、もう58歳ですか。
(でも70歳くらいに見える。)
メンフィス・ベルの頃は美しかったけどなぁ・・。
と言う訳で、4話以降も楽しみです!
次は4~最終8話の感想です。
「ストレンジャー・シングス」4話~最終回までのネタバレ感想・考察
Netflixの海外ドラマ「ストレンジャーシングス 未知の世界」シーズン1 第4~8(最終)話のアニスのネタバレ感想です。
見終わりました!ストレンジャー・シングス!
いや~!良かったですよ~!
最後は感動で、涙腺崩壊・・。
しかし上手に丁寧に作ってあるわぁ。
こんなドラマが日本で全然話題にならないなんてね・・。(私が知らなかっただけ?)
まぁ、理由として思うのは、
日本で海外ドラマを見る層というのは、20代~40代のちょっとしたインテリ層で、独身が多く、都心に住んでる人というイメージが勝手に私の中であるのですが、
このドラマはむしろ子供から大人まで、家族みんなで楽しめる昔ながらの娯楽大作なんですよね。
「ホームランド」や「ゲーム・オブ・スローンズ」を見てるインテリ層にはちょっと敷居が低すぎるというか、一見「お子ちゃま過ぎる」感じでしょうか・・。
ただですね、大人を対象にしたドラマでも、レベルが低くて出来の悪いドラマがある中、
こちらはターゲット層に子供が含めてあったとしても、大人が見ても楽しめる質の高いドラマになってます。
それこそ、私なんて大人になってからも日曜洋画劇場で何回「ET」を見たか・・。
何回見ても面白いんですけど、あの感覚に近いです。
元ネタはたくさんの映画から
前の記事でも書きましたけど、やっぱり基本は「ET」ですね。
それからスティーブン・キングのホラー映画数本をアレンジして、あとは「スタンド・バイ・ミー」の青春ぽさもあり・・、
そうそう最後は思いっきり「エイリアン」入ってました!
映画通の人ならもっとたくさんリストアップできそうですね。
それでも、ただのパロディドラマになってないのはやっぱりキャラがメチャメチャ魅力的なのと、ぐいぐい突き進む脚本でしょうかね。
展開がやけに速いし、いろんな映画のいいエッセンスだけ取り出して上手くミックスしてるんです。
8話完結ですけど、これ、欲を出せば倍くらいにもできたと思いますよ。
そこを8話までガンガン飛ばして、最後はしっかりハッピーエンドで終わらせた潔さ!
(最後の最後にシーズン2を予告するようなブルーな出来事もあったけど)
ラストが最高!
ウィル君、生きて帰れましたね!
いや~、3話で死体が見つかった時はさすがにダメだと思いましたよ。
こりゃ、「ゴースト」みたいに魂だけの悲しい交信で終わるのかなぁ・・と、それも切ないなぁ・・と思ってましたが、
なんとあの死体と思わせたものは、完全なる造り物でした!
これまたさすが80年代!
なんと、中に綿入ってましたもんね。
今時なかなかないでしょ。そんなイージーな死体の替え玉って。
いいところで「昔はそれでよかったのよ~」メンタリティが組み込まれていてるのが微笑ましい。
このドラマのミソはこれですね。
衣装や髪形だけじゃなくて、スピリットまで80年代。
酔っ払い署長が最高
例えばですね、この酔っ払い署長ですけど、今時だったらまずこんな荒れた生活してる署長とかいないでしょ。
悲しすぎる過去があるために、既にやぶれかぶれの自暴自棄。
なので、ウィルを探すのだって始めっから捨て身です。
あの秘密軍事施設だって怪しいと思ったら堂々と潜入し、見つかったらとりあえず殴って逃げる。
これですよ。
殴ればとりあえず気絶してくれますからね、80年代は。
自分の家で盗聴器を探すときなんて、家具やら電気やら完全に破壊する勢いでしたからね。
部屋はめちゃめちゃ、その後ちゃんと住む気ありませんよ。
しっかり泣かす演出が最高
ウィル君救出の場面は、病気で亡くなった娘さんとかぶせて感動100倍にする演出がニクかったですね~。
あれには完全にやられました。
感動しすぎてウィル君の口から体内にがっちり入ってたエイリアンのすごい物は見て見ぬ振りしちゃった。
もう、あれはなかったことにしておこう・・。
いじめっ子も味方に変身!
ジョナサンを目の敵にしてイジメていたスティーブですけど、突然改心していい奴に変身しちゃいましたね。
特に最後は思いっきりハッスルしてバケモノ退治に大活躍!
これはドラえもんで、普段はいじめっ子のジャイアンやスネ夫が映画版だけ急に味方になって一緒に戦ってくれる、あのパターンじゃないですか!
いいよ、いいよ~。
これこそ80年代メンタリティ!
ジョナサンとナンシーのチームワークも最高でした。
彼らも家を完全破壊する勢いで、めちゃめちゃやってましたね。
ただ、その後に子供たちがいる中学校にもバケモノが現れるので、彼らの退治劇に意味があったのかどうか・・は微妙です。
そのそもバケモノは何匹いる??
やっぱりイレブンは・・
イレブン最後は消えちゃいましたね。
超能力を使う度に鼻血を出す、という設定から、最後は力尽きて死んじゃうんだろうな~・・と想像してましたけど、パラレルワールドへ消える、という意表を突く終わり方でした。
もう既にシーズン2を作る気満々で最後の5分はほぼ予告編でしたからね。
「ストレンジャー・シングス」S2は・・
さっそく今年の10月27日から配信が始まるそうです。
子役たちも含めてフルメンバー揃うらしいので、楽しみですね~。
でも、皆大きくなってるだろうな~。
そんでもって、歯抜け君ダスティンの前歯も生え揃っちゃってるんでしょうね。(まだなかったら怖いわ)
パラレルワールドに囚われてるイレブンと、ウィルの体に起こってる異変をどう解決していくか・・、
今回も自由自在にぶっとばして、バシッと最後はハッピーエンドで終わって欲しいです!
と言う訳で、謎のドラマ「ストレンジャー・シングス」は誰もが気軽に楽しめる昔懐かしいエンターテイメント大作(中作?)でした~。
「ストレンジャー・シングス」シーズン1のNG集
次はシーズン2のネタバレ感想です。↓