「女王ヴィクトリア 愛に生きる」を見たアニスの感想です。（ネタバレなし）
は～れる～や～～、は～れる～や～～、は～れる～や～～、は～れるぅう～や～～
ハレルヤなテーマソングがどうも頭から離れませんが、なんとか全8話を見た感想を書かせて頂きます！
今週huluで始まった歴史ドラマ「メディチ」が意外に面白かったので、以前から気になっていた「女王ヴィクトリア」も見てみようかなぁ・・とこの週末頑張りました。
ＮＨＫで放送されていたのは知ってましたが、シーズン2がこの5月から始まるらしいし、ここで一つシーズン1をチェックしておこうかと。
今現在このドラマが見れるのはUnextだけのようだったので、そういえば
U-NEXTには入ったことなかったなぁ・・と無料体験で一気見しました。
その感想は、
うーん、微妙～～！！！
こういうロマンチックな大恋愛大河ドラマはむしろ好きな方なんです！
「アウトランダー」もずっと大好きだし、先日見たジェームズ・ノートン主演の大河ドラマ「戦争と平和」にも酔いしれました。
でもなぁ～、このドラマはちょっと乙女過ぎるかも・・。
「アウトランダー」や「戦争と平和」が波乱万丈な歴史の渦に巻き込まれる男女を残酷なまでにシビアに描くのに対して、こちらはまぁ平和なんですよ。
全体的に可愛らしく、少女目線の王宮ドラマですね。
ただですね、かと言ってメロドラマ的な安っぽい脚本ではなく、女王としての責務を果たそうとする若き日のヴィクトリアと、彼女を支えながらも自身の信念を貫こうとする夫アルバートはしっかり描かれているし二人とも魅力的。
分かり易くて憎たらしい悪役もいますが、彼らに平然と立ち向かうヴィクトリアは頼もしいし、実際のヴィクトリア女王がそうだったという「勝気で短気な性格」も嫌味なく可愛らしい感じに味付けされてます。
政治的な背景や時代の流れも盛り込んでいて、大人の視聴にも充分耐えられますね。
品がよく質もしっかりしていて、いかにもＮＨＫが選ぶ海外ドラマって感じでしょうか。
【ご留意ください】
当ブログは個人が趣味で書いているもので、夜遅くにウトウトしながら感じたままの感想を綴っています。そのため稚拙な文章、品のない物言い、勘違い解釈、天然ボケなどで皆様をご不快にさせてしまうこともあるかもしれません。（その場合は申し訳ございません。）
その点を含めてお許し頂ける方のみ読み進めて頂けましたら幸いです。
また衝撃ネタバレに関してはそのエピソード分の始めに持ってくることもあるのでご注意ください。（内容を順番に書くわけではありません）
「女王ヴィクトリア」登場人物とキャスト
18歳で即位したヴィクトリア女王
演じるのは現在32歳のジェナ・コールマン。
可愛いですね～。完全に少女マンガ顔で、コケティッシュ。
身長145センチに満たなかったと言われるヴィクトリア女王ですが、彼女は157センチあるそうです。小柄と言えば小柄ですけど、周囲の役者に長身を揃える感じでより強調してる感じでしょうかね・・。
ちなみにですね。コールマンですが、「メディチ」の主演俳優リチャード・マッデンと2011～2015年まで付き合っていたそうなんです。
うわ～、イギリス俳優社会って意外と狭いなぁ・・。二人とも可愛い顔でお似合いだわ。
ヴィクトリアの夫アルバート。演じるのは今注目のトム・ヒューズ！（ボンド候補の一人でもあるらしい。マッデンもそうだしジェームズ・ノートンもそうだし、ボンド候補多いなぁ・・）
突然ズバリ言いますが、このドラマにハマるかどうかは、このトム・ヒューズがタイプかどうかで決まるかと思います！
実は私はダメでした・・。
こうやって見るとイイ男なのは分かりますよ。
でもあの役柄を演じてるヒューズはどこかナルシストっぽくてダメなのよねぇ・・。
まず、あの前髪が鬱陶しい！目が隠れそうで実はちゃんと見えてるよ～的な絶妙な長さが嫌らしいわ。揉み上げもねぇ・・。
ナルシスト入ってる男は顔の容姿云々の前にどうも抵抗があるのよね。
そして、2016年からはこの主演2人が付き合っているらしいのです！（今現在どうかは不明）
いいですね～。
実際の2人も恋に落ちてるとなると普通はテンションが上がるんですけどね・・。
私はリチャード・マッデンの方にアルバートを演じて欲しかったわ！！
そしたらこの10倍は面白かったはず！
文句ばかり言ってますけど、トム・ヒューズのアルバート像はユニークで魅力的ではありますよ。
一見気難しくて憂いのある男が実は熱いハートを持っている・・なんていう設定はなかなかいいんですけどね～。（マッデンだったらなぁ～）
ちなみに彼の身長は185センチ。実際のアルバートは167センチとそれほどの長身でなかったらしいのですが、ヴィクトリアとの身長差で考えるとピッタリな感じでしょうか。
即位した当初、ヴィクトリアから慕われる首相のメルボーン。
ヴィクトリアの初恋の相手ですが、私この方の顔もどうも苦手でした。
頬骨ポッコリでスマップの草彅君の顔ですけど、うーん、私には隣の晩御飯のヨネスケに見えちゃって・・
え？全然違う？
ヴィクトリアの衣装係スケレット
「アウトランダー」で悪女リアリーを演じていたネル・ハドソンですが、こうした意志の強い日陰の女も上手いですね～。
表情の硬い顔からも多くを滲ませます。
「女王ヴィクトリア」は「ダウントン・アビー」好きな方もおススメ
それからですね、半分がヴィクトリアとアルバートの愛の物語だとすると、残りの半分は宮廷で働く使用人の皆さんの物語になってます。
これは完全に「ダウントン・アビー」ですね。
謎めいた過去を持つ女がいたり、淡い恋愛模様もありつつ、微笑ましいエピソードもあったりして。
まぁ、私はぶっちゃけ「ダウントン・アビー」もあんまり好きじゃなくて、始めは「この使用人パートは要らないんじゃないの？」くらいに思ってましたが、気が付けばスケレットとシェフの恋に興味津々！
シーズン1ではちょっとしたクリフハンガーな終わり方でしたので、シーズン2ではまずそこを注目したいですね。
「女王ヴィクトリア」笑っちゃダメよ！乙女度チェック～！
それからですね、結構ホッペが赤らむようなベタなシーンも多かったです。
そこはもう、乙女の世界と割り切って思いっきり浸っちゃうのが正解でしょうか！
ヴィクトリアを危機から救ったアルバートは思わずお姫様抱っこしちゃうし、あ、そうそう私が一番「マジ～！」と噴き出してしまった驚いたのはあのシーン。
ヴィクトリアから一輪の白い花を貰ったアルバートが「花を挿す場所がない」と言っておもむろにナイフを取り出し、自分のシャツの胸のあたりをサーっと切ったかと思うと、その中に花を入れて胸に押し当て「ハートの近くに・・」っていうところ・・！
ここで笑ってしまう私は乙女失格だと思い知りましたよ・・。
皆さんはどうでしょうか？乙女度には自信がある！という方はぜひ一度チャレンジを。
ベタな恋愛大河ドラマ好きには絶対お勧めできる豪華絢爛な王宮ドラマです！
U-NEXTなら無料体験で見放題です。
トム・ヒューズは髭がない方がいいのかなぁ・・。
